第二十六話:管理者、奴隷になる
はい、祓戸です。
タイトル見て「え!?嘘!?」ってなった人手を上げてくださいw
というかこのタイトルはネタバレになるから今後は控えようかな?
某番組の次回予告みたいだしw
やっと登録できたよー…
あー早く宿に行って寝たい…
でもねーまだこっちの事見張っているやつがいるんだよねー…
「ランク制度はご存じですか?」
「おう、知ってるぜ。最初はFランクからなんだろ?」
あー、今ギルドの説明してるのかー
もう知ってるから必要ないから早く寝たい…
「ご存じのようですね。では常時依頼と普通依頼はご存じですか?」
「ああ、確か…常時依頼は獲物を持ってくればいつでも報酬がもらえるってやつだろ?
んで、普通依頼が張り出されている依頼書に書かれている獲物を持ってきて報酬をもらうだっけか?」
「その通りです!よく勉強されているんですね!」
「まあちゃんとしてないと騙されるからな」
あー!もう長い!
「アルドーもう限界なんだけどー」
「ん?あーすまん。もう終わるぜ」
あの受付の人もアルドに気があるのはわかるけど、こっちはもう限界なんですよー。
「どうかしましたか?」
「ああ、用事があるから早くしろってせっつかれてるんだよ」
「これは失礼しました。ではこれから冒険者ギルドをよろしくお願いします。
ちなみにあなた達はどこにお泊まりに…」
「アル兄ー、行くよー」「…早く…して…」
「おう、今行くー。じゃあな」
「ああ、どこにお泊まりをー!!」
あの受付の人もしつこいなー…
「じゃあ、宿に戻るか」
「そうですね。ルシアさんが少し怒ってますし」
「別に怒ってはないよー」
そう。怒ってはいない。苛立ってはいるけど。
なぜなら後ろと前から明らかに面倒くさい気配を発している集団がこっちにきているからだ。
懲りないなあ…まあステータス的には私達の敵じゃないんだけどねー。
いやーそれにしても眠いなぁ…
「ふああ…なんだか私まで眠くなってきました…」
「アイアもですの?実は先ほどから私もなんですの」
「わかるぜ…俺も眠いからよぉ」
「久々の休みだから体が休みを欲しているのかもね…クス」
いやー、体は違うから精神が疲れてるのかもねー…
あ、やばい…本当に眠い…
お、落ちるぅぅ…
Zzz…
Sideレディス(犯罪組織ケルベロスのトップ)
「ったく、ようやく寝たか」
俺様の足元には男が三人、女が五人転がっている。
つい先ほど冒険者登録をした奴らだ。
この集団はこの街に入った頃から目をつけていた。
女は絶世の美女、美少女。男は全員、イケメン。
こりゃあ奴隷にしたら売れると思ったんだ。
早速夜に部下を潜り込ませたら返り討ちにあった。
しかもどんな手段で撃退したのかすら分からねぇ。
少しでも情報を得ようと朝からつけていたが、なんと目の前で冒険者登録をした。
これはチャンスだと思い、冒険者ギルドに潜り込ませている部下を通じてちょっとした騒ぎを起こした。
しつこく絡むように指示したから攻撃されるまで引かねぇ。
これでどうにかして誘拐する手段を見つけようとしたが、相手が悪かった。
あいつらはあの伝説の神獣である犬神を呼びだしたのだ。
こりゃあレベルがちげぇと身を引くことを考えているとあいつらから声が聞こえてきた。
「もう寝てていいー?」
そうだ!俺様は一晩中部下を送りつけたんだ。警戒のために精神的に疲れていても不思議じゃねぇ!
「おい、眠り薬を用意しろ!大量にだ!」
どうせあの集団のことだ。ちょっとの量の薬だと効かねぇだろ。
俺様はあいつらが冒険者ギルドから出てきたところを確認して眠り薬を焚く。
風魔法で鼻元まで持っていきたかったが、そうしたら気づかれる。
せめてもの抵抗で手で仰いで風を起こす。
あいつらが薬を吸い始めて約3分。
常人なら30秒吸っただけで即おねむなんだが…
やっぱりどこかおかしいんじゃねぇの?
そう思っていると
バタ!バタタ!
ふう…やっと寝たか…
もちろん周りは部下が人払いを済ましてあるので堂々と誘拐できる…
「ボス、ターゲットを拘束します」
「ああ、手錠は魔力封印がついてるやつだ」
「了解」
あいつらだったら普通の手錠くらいならちぎりそうだから怖ぇ。
「よし。じゃあ首輪をはめるか」
首輪とは奴隷の首輪のことだ。
これを付けていると主人の命令に絶対に逆らえず、さらにスキルの使用も主人に制限される。
まあ奴隷として売るつもりだったし、スキルを使われると面倒だからな。
「撤収するぞ!!」
さあ、こんだけの上玉が揃ったんだ。
たっぷりふんだくるぞ!
いかがでしたでしょうか?
レディスのステータスはレヴィ達の十分の1以下ですw
だけどこんなことが起きちゃう。この世界はステータスが絶対優位ということではないということを書きたかった。
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