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第二十五話:管理者、冒険者登録す

はい、祓戸です。いやー色々ネタ探しにネットの海を彷徨っているとアニメにハマっちゃって…

今回はお約束が出てきますよ!

Sideレヴィア


ああ、眠い…

相変わらず人族はロクなことをしない。

ボク達攫ってどうするのさ?ああ奴隷とかか。

本音を言うとこのまま寝たい。でも今日はこの休暇のメインである冒険者になりに行くのだ

ノアとリアも楽しみにしていたし、とりあえず登録だけしようってことにした。


「ふああ…じゃあ冒険者ギルドに行こうか…」


「眠そうだなレヴィ」


「そりゃあ、これだけ襲撃されればねークス」


「……さっさと登録して寝る…」


「そうですわね…ノアとリアも少し眠そうですし」


「ノア大丈夫だよー」「リアは…ちょっと…眠い…」


「ルシアさんはもう半分寝ていますね…」


「んー…」


「いっそのこと背負っていくか?」


「そうですわね…途中まで背負ってきましょうか」


「流石にしんどそうですしね」


と言う訳で途中まで背負われてました…

ちゃんと受動探知のスキルを使って索敵していたけどね。昨日の男たちの組織らしき視線を感じたから、人目が少なくなったら襲ってくるだろう。

しつこいなあ…


「さあ、ここからは歩いてくださいな」


ボク達見た目幼い組は冒険者ギルドの少し離れたところで降ろされた。

正直登録もこのままでやってもらいたかったが、それだと姉達の登録についてきた妹達と言うレッテルを貼られそうだからしょうがない。


「っと、ここだな冒険者ギルド」


「意外と普通な建物だねクス」


「普通でしょう。一体どんな建物を想像してたんですの?」


「もっとこう…荒れている感じだと思ってました…」


「アイア…あなたまで…」


「いいから入ろー!」「楽しみ…」


結局ノアとリアがボク達を引っ張って入った。

冒険者ギルドは意外と綺麗な場所で、受付と酒場のふたつのスペースがあった。


「わあ、イケメン…オホンッ!冒険者ギルドへようこそ!本日はどのようなご用件ですか?」


「冒険者登録をしにきたんだ。ここにいる全員でな」


「全員と言いますと、そちらの子供達もですか?」


受付の人が聞いているのはノアとリアのことだ。

まあボク達の中で一番幼い見た目してるからね。こう言うのはもう慣れたよ。


「ああ、ちょっと生活がな。戦闘はやらせないから大丈夫だと思うんだが…」


そういえば前の休暇の騎士の時も最初はこれで行ったなぁ…

実力を見せればそこからすんなり階級が上がったけど、最初は苦労したな…


「ああ、そう言うことですね。それなら大丈夫です。ではこの紙に名前と特技を書いてください」


「なあ、特技ってのは何を書けばいいんだ?」


「単に得意な事を書いていただければ大丈夫ですよ。できれば戦闘にも応用できるのが望ましいですが」


特技かぁ…正直、全員魔法に剣、回復に結界など全部できるからなぁ…

ここは事前に決めていた役割の得意そうなものを書こう。


「はい。では確認しますね。アルドさん、特技は剣。アイアさん、特技は回復魔法。

 ルイさん、特技は斥候。ネフティスさん、特技は…デハフですか!珍しいですね。

 ルシアさん、特技はバフ。レヴィアさん、特技は魔法。

 ノアくんリアちゃん、特技は…召喚ですか?」


「うん!」「かわいいよ…?」


「……本当ですか?」


「ホラ吹いてんじゃねえよ!」


「ここはお子様が遊びにくる場所じゃねぇんだぜ!」


「そうだぜ!」


「ゾルダンさん、フーイッシュさん何しにきたんですか」


「ああ?そりゃあ新入りが入りにきたんだから顔を見にきたんだよ」


「そうだぜぇ、親切に教えにきてやったんじゃねぇか」


「素行が悪いことで有名なあなた達が、ですか?」


「今はそんな事関係ないだろう?お前らもギルドのことは知りたいよなあ?」


「ん?いや、ちゃんと調べてきているから必要ないぞ」


「ああ?テメェ、先輩が親切に教えてやろうってのに断るのか?」


「いや、ありがた迷惑なんだよ…なんでそんなにしつこいんだ?」


「いいから黙ってこっち来いや!」


「ゾルダンさん!フーイッシュさん!いいかげんにしてください!」


「はあ…面倒くさいのに絡まれましたわね」


「相変わらずですねー人族は」


「もう寝てていいー?」


「流石にここで寝るのはどうかと思うよクス」


「あ!そうだ!ノア達が何か喚んで、追い払えばいいんだ!」「リアも…賛成…」


「それはいいですわね。そこの受付の人、今からこの二人が召喚しますわよ」


「え、あはい。じゃなくて!だm…」


「じゃあいくよー!」「かわいいの…喚ぶ…!」


「「召喚・犬神(サモン・シル)」」


二人が呪文を唱えると、魔法陣が現れた。


「え?これって召喚術の中でも結構高位の魔法陣……ってまって!犬神って言った!?」


その魔法陣が仄暗く光る。

光が収まるとそこには藍色をした小型犬がいた。


「シル!久しぶり!」「元気…だった…?」


「ワン!」


「えええ!こんな小ちゃくてかわいい犬があの伝説の犬神!?」


「ははは!やっぱりほらだったんだな!」


「ほら、かかってこいよ!伝説の犬神様なんだろ?どうせ偽物なんだろうけどヒャハハハ!」


「偽物じゃないもーん!シル!本気で戦闘準備!」「本気…だめだよ…ノア兄…」


「ワン!」


ノアがそう告げると犬神ーーシルに変化が起きた。

体が一気に大きくなり小型犬から超大型犬に

手足に青白い炎を纏い

首には封印に使われる長いお札が絡まり

顔と体に赤い線で模様が刻まれた。

そこに佇んでいたのは

神殺しをしたフェンリルをも越えると言われた犬神にふさわしい

厳かな雰囲気を放つシルがいた。


「「「………」」」


しつこく絡んできた二人組の冒険者もまだ疑っていた受付の人も

それどころかギルドにいた全員がシルの放つ雰囲気に飲まれて黙ってしまった。


「グル?」


シルが少し声を発しただけでギルドにいた全員が尻餅をついた。

声に含まれていた圧倒的な魔力に当てられたのだ。

もっともシルは主人に「どうする?」と聞いただけなのだが。

ちなみに喋れる。今は空気を読んで犬のふりをしているのだ。


「あー…コホン。これで二人が召喚を使えるってわかってくれたか?」


アルドが少し気まずそうに話を進める。


「え?あ、はい!もちろんです!疑ってすみませんでしたーー!!!!」


「ねえノア、次はキャスパリーグ喚んでよ。あの子可愛いんだよねー」


「ボクはアポフィスがいいな。あの子結構素直なんだよ」


「私は八咫烏ちゃん一択ですね!餌をねだってくるところがもう可愛いすぎるんです!!」


「は、はは。なんだかいっぱい伝説上にしか存在しない神獣の名前が聞こえてくるわ…

 うん、疲れているんだわ。今日はもう休みましょう」


「いや、俺たちのギルドカード作ってくれよ」


「え?あなた達まだ登録してないんですか?実はSランク冒険者だよーってドッキリじゃなくて?」


「なんでそんなことをしなければいけませんのよ…」


「本当なんだって。早く作ってくれ」


「は、はい。急いで作ってきます!」


受付の人が奥に引っ込むと時が動き出したかのように周りがうるさくなった。

あれ?まだ再起動してなかったの?

再起動した人はボク達のことを遠回しに見つめる。

その視線の中にはまた厄介ごとに巻き込まれそうな視線もあった。

そんな気持ち悪い視線に晒されることやく十分。


「お、お待たせしました。これがキルドカードです。本当に今日初めて登録したんですよね?」


「ああ、そうだぜ。少し前に田舎から出てきたばかりだ」


アルドがそう言ったのを確認すると受付の人は姿勢を正して


「では、ようこそ冒険者ギルドへ。私たちはあなた達を歓迎します」


いかがでしたでしょうか?ちゃんとお約束の展開にはなりましたね!

登録初日に絡んでくる先輩冒険者!それを圧倒的な力で跳ね返す!

ただ今回は戦闘をしなかっただけ。なんでこんなに戦闘シーンが少ないかと言うと単純に戦闘シーンのネタがなくなると困るからですwちゃんと大規模な戦闘シーンは書くのでそれまでお待ちください。面白いと思った方は、『ブックマーク』や下記のポイント評価を押していただけたら幸いです。

またアドバイスも是非。

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