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Σ(゜д゜lll)  海王丸邸の騒ぎから四日目

 海王丸邸の騒ぎから四日目。


 アヤトは『奥館おくかん』地下のプールにいた。


 お世話係の女の子、アプリーとの水着デート・・・・・・ではなく、海箱ユユから集合がかかったのだ。


 未だ先輩は、確保できていない。


 なので、重要な話をするなら、変身能力への警戒が必要になる。


 海箱ユユによれば、あの能力は水が苦手らしいから、この場所だと、先輩は近づきにくいはず。


 アヤトの他に、モトナ、メモリ、マユハ、デススちゃんも呼ばれていた。


 メモリだけが例のよろい姿で、それ以外のメンバーは、前回とは違う水着姿だ。


 そのため、最後に到着したアヤトは、女の子たちを見るなり、両目のまばたきを忘れて、ものすごい速さで心のシャッターを切っていた。


 モトナが「スカート付きのピンクのビキニ」。


 マユハが「こん色の競泳水着」。


 デススちゃんが「シャインレッドのスクール水着」。


 さらに、海箱ユユが「黒のビキニ(ただし、その上には水色のTシャツ)」だ。


 以上の姿が、アヤトの記憶の保管庫には収められている。


 現在進行形で能力発動中、そんなメモリ以外は全員、プールに一度浸かってきたらしい。肌や水着やTシャツが、しっかりと濡れているのも、個人的には好印象だ。


 メモリが飛び込み台を指差しているが、アヤトは無視して、自分もプールに浸かってくる。変身した先輩でないことを、証明するためだ。


 それからモトナたちの場所に戻ると、海箱ユユが重要なことを語り出した。


 その話は三十分以上も続き、


「というわけです」


 そう締めくくった時には、デススちゃんは爆睡していた。


 アヤトはすぐさま、頭の中を整理していく。


 今の話で、色々なことがわかった。


 以前、『海箱座』に送られてきた怪文章が、


 ――『この怪文章が届いて数日中に、この街に異世界転生者が現れる』


 さらには、


 ――『あの日の続きを行う』


という内容だったこと。


 その時に、添付されていた写真が、三年前の大火災で失われた『海箱』だったこと。


 そもそも、過去の大火災、あの裏で何が起きていたのか。


 海箱ユユの他は数人しか知り得ない、そんな極秘情報も聞いた。


 他にも、新たに届いた怪文章のこと。暗号化されていたが、解読には成功したという。


 そこに書かれていたのは、黒幕からの挑戦状だった。指定してきた日時は、次の『赤曜日』。


 そして、挑戦状の内容に、アヤトは驚きを隠せなかった。


 黒幕は不敵にも、《無無劇むむげき》のための、「大まかなあらすじ」と、「大まかな役のリスト」を送ってきていた。


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