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タクシー運転手の夜話  作者: 華岡光
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113/155

case9

あれは○瀬駅のロータリーでの話しなんです。ロータリーていっても少子化の影響もあり、人はほとんどいません。ロータリーてほどでもなく、商店街てのも殆どシャッター下ろしてますしね。


 私はちょうど○岡駅からお客さんを乗せてこの町に下ろしてから、ついでにロータリーに寄ってみただけなんですよ。もう人なんかいないんですけど、なんか妙に落ち着いた雰囲気で何か癒されるんです。それで、ロータリーで私はコンビニで買った牛乳を袋から取り出してゆっくりと飲み、そしてカレーパンを袋から出して食べながら駅の後ろの大きな山の景色を観て食べてたんですよ。何年か前何かの映画の撮影でこの辺り使われてたのを思い出しながら。

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