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タクシー運転手の夜話  作者: 華岡光
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114/155

case9

しばらくして食事も食べ終わり、お客さんなんかいないの分かってるからそのまま場所を移動しょうかなと思った時に、ふと駅の改札口から出てすぐ脇の所にいきなり白い服着た若い女の子が立ってこっちに向かって手を振ってたんです。


 「おお!!びっくりした。さっきまでこんな可愛い女の子いなかったのにどっから出て来たんだろ?」


私はそう呟きながら、タクシーのドアを開けて待ってたんです。そしたらその女の子ニコニコしながら乗ってきたんですよ。


 「お客さん、さっきいなかったよね?いきなり現れたからびっくりしちゃったよ。どちらまで行くの?」


私がそう尋ねるとその女の子は、ニコニコしながら、21番地の〇〇の家へお願いします。て笑顔で言ってきたんですよ。おそらくこの女の子の自宅なんだろうなと思いましたね。



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