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第46話

魔獣の首には刻印の施された首輪が着けられており、それが赤く輝くと叫び声を放ちながら視界に入るヒトを悉く血祭りに上げていく。


魔獣は男の子を見つけると、一跳びで並の兵士が放つ槍の一刺しの倍以上はある速さで詰め寄る。彼が持つ菫色の魔槍は持ち主が反応するよりも早く、射程に捉えた獣の心臓目掛けて刺を走らせる。


しかし、鎧を纏う兵士を容易く葬る刺がその胴を貫くことは叶わなかった。驚くことに、鬣が意思持つかのように刺を絡めとり防御していたのだ。


直後、前足を大斧かと見紛う迫力で振り下ろされる。脚を使い素早く回避し事なきを得た男の子だったが、腕が叩きつけられた場所が爆発でも起こしたように凹みができているコトを見、冷汗を流す。


先程まで続けていた回想は打ち止められ、意識はすでに眼前の魔獣のみに向けられていた。魔槍を構え、動向を見定めようとしていた男の子は魔獣の首輪が光ったと認識した次の瞬間、彼の見る景色が大きく歪んだ。

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