遺残の犬
奇病ウバンギ放屁熱によって人間社会は終焉を迎えた。
生き残った者がいたとして、その人間は間違いなく統合失調症だった。
治療薬と睡眠導入剤の組み合わせが特殊なホルモンを生成し、病魔を遠ざけていた、その結果である。
統合失調症の主人公は、腐っていく母親の遺体とともに日々を過ごす。
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