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「夕凪 」〜また、日曜日の朝に  作者: 乙花 
第3章
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つながり

まだ午前中だが、太陽はじりじりと照り付け

かなり気温もあがっていそうだ


噴水の水がかろうじて涼を演出している


ゆう

「今日は二人ともメロンパンですね

なんか今日のメロンパンって特別って感じ」


ゆうは何か話していないとそわそわして落ち着かない


高瀬

「そうですね」


(高瀬晴人さん、相変わらずクールで平常運転ですね、今日も…)


沈黙が続く…


いつもは気にしないこの沈黙が今日はなぜか重い…


高瀬

「ゆうさん…今日は時間を作ってくれてありがとう」


ゆう

「いえ、そんな…」


高瀬は一度空を見上げ

大きくゆっくり呼吸を整える…


そして呟くように話し始めた


高瀬

「水野……ゆうさん…

あなたとまさかこの町で出会えるなんて

思っても見ませんでした」


(フルネーム…)


ゆう

「それはそうですよね

あのパン屋さん、昔からあるけど知る人ぞ知るって感じですしね」


高瀬

「いや、そうじゃないんだ

僕が言ってるのは

あの…レストランのことなんだ」


そういって少し視線を落とした


ゆう

?!


(え、どういうこと?)

(あの時すでに私を知っていた?高瀬さんが?)


噴水の弾く水音が

ゆうの息を飲む音をかき消した


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