表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
「夕凪 」〜また、日曜日の朝に  作者: 乙花 
第3章
PR
23/34

ずっとそこにあるもの

それは…10年前


僕とあいつは

同じ部署に配属された

新規事業の立ち上げで毎晩遅くまで残業


忙しい日々だった…


平日はもちろん、土日も夜遅くまで

会議や資料作成、イベントの準備などに追われる毎日


そんな日々のなか、あいつと仕事終わりに飲む酒が唯一の息抜きになっていた


「夕凪」

職場近くの和風居酒屋

素朴な店内で食べる出汁のきいた煮物

オーナーが釣ってきた魚

新鮮なお刺身も美味しかった


そこで僕とあいつはいつもぐだぐだ言いながら遅くまで笑い合った


あいつはよく職場の上司のモノマネをして笑わせてくれた

本当によく周りのことを見ていて、場の雰囲気を明るく盛り上げるのがうまかった


疲れた時も悔しい時も喜びを噛みしめる時も

あいつはいつも何も言わずに

僕の背中を「ポンッ」と叩いた


そのポンと背中を叩く手に何度救われただろう


僕はそんな毎日をずっと続くものだと思っていた…

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ