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「夕凪 」〜また、日曜日の朝に  作者: 乙花 
第2章
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17/34

名前

ゆう

「おはようございます!

おじさーん、いる?」


パン屋

「はーい、おはよう

今日はいつもより元気だな笑」


パン屋のおじさんとはもうかれこれ7、8年の付き合いだ


ゆう

「そうかな…?笑

あ、メロンパン、あるね

んー、ほかにはー」


時折入り口をみてはパンを品定めする


パン屋

「…今日はまだきてないよ」


ゆう

「え?だれが?」


パン屋のおじさんはそれには答えず

厨房へと入っていった


??


(まあいいや)


カランカランっ

店のドアが開いた

外の熱い空気で、一瞬店内の気温が上がる


!?


ゆう

「あ、おはようございます」


高瀬

「おはようございます」


(今更だけど…

高瀬さん、今日もおしゃれスウェットだ

色違いみたいだけど何枚持ってるんだろう

気にいったら何枚も買うタイプなんだろうか…)


ゆう

「メロンパンありますよ」

高瀬

「あ、ほんとですね

今日は久しぶりに新作もでてるんですね」


(さすが、めざとい)


ゆう

「そうみたい

品評会します?!」


奥からおじさんが口を挟む


パン屋

「おい、ゆうちゃん

そういうのはちゃんと後で報告してくれよ」


ゆう

「あ、うん笑 わかった」


高瀬

「品評会しましょうか

じゃあ僕はこれを買います」


ゆう

「じゃあ私はこっちにしようかな

それとメロンパン」


パン屋

「ゆうちゃんほんと好きだよね

メロンパン

あ、晴人くんもだけどね笑」


(ハルト…だれ?)


一瞬ピンと来なかった


高瀬が気恥ずかしそうしている


そうか、高瀬晴人

高瀬の下の名前だ


ずっと高瀬さんって言ってるからちょっと忘れかけてた…


ゆう…わたしの名前

たぶんおじさんがそう呼ぶからわかってると思うけど…


高瀬さんはわたしのことを水野さんと呼ぶ…


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