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助手席のコーヒー
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高瀬
「水野さん…
あの…水野さん?」
ゆう
「あ、はい…すみません
外を眺めてたらつい…」
高瀬
「いえ、気にしないでください
それより、コーヒー買っておいたのでよかったら飲んでください」
助手席のドリンクホルダーに置かれたコーヒーのことだ
自分から、飲んでいいですか?とは言いづらくてそのままにしておいた
ゆう
「ありがとうございます
暑かったので嬉しいです」
高瀬
「それならよかった
あと10分ほどで着くとおもいます」
前を向いたまま高瀬は答える
その横顔をゆうは黙って見ていた
空はだんだんと赤く染まっていく
もう直ぐ海が見えてくる




