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未来又は過去
見えたのは未来
そして過去になる日常
地獄とわかりつつも逃げられない現実
うんざりとしながらも
ベストではなくベターがそこに在る
逃げたい、逃げられない
それが現実なのだ
留まりつつも未来は早いうちに見えるのに
過去になるのを待つしかない
待つことの苦痛
変化ないことの安心
本当にただ困る
ああこの地獄からの解放は
僕に選択権がない
身勝手な他者に委ねられている
うんざりしながらも心の片隅で
待ち続けている僕がいるのだ
選ぶことにも疲れてしまった
意味すらそこにはない
選ぶことすら不要と判断している
選ぶ資格と権利が現状僕にはない
投げやりにルーチンワークを繰り返し
僕は待っている
愚かな誰かからの感情の叫びを
それだけしか僕に出来ることがない
この地獄に終わりが今だ見えない
とどめの到来は遠い
早くと願いつつ未来は過去へ
刻がただ流れていく




