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高みから
まるで尋問のよう
そう感じてならない
何故?と聞きながら
答を求めてないことが明白で
言いたいだけの言葉だと
その全身から溢れだしている
言葉を選ぶよりも沈黙を選んだ
耳を持たぬものに言葉が可哀想になった
ただ断罪し身勝手ながらの正しさを
己の偉大さを示して
上下関係を示したかったんだろう
くだらない順位争いに興味がないことに
気付かれない苦痛は常に共に在る
権力も名誉も何も欲しくない
それは時間により与えられてしまった呪いの楔
もしもそれを欲するなら
喜んで全て差し出す
それは僕にとって不要なもの
嫌悪の対象にしかならない
断罪ではなく求めればいい
その受け渡しで終らせよう
さあ、ここからの立ち退きの狼煙をあげよう
もう充分お腹も破裂してしまったよ
そしてもう終らせてもいいだろう
絃が切れてしまったんだ




