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現実
眠れない 眠らない
困ったことに気づく
休日に体を休めることが出来なくなった
休日に時間を自由につかうことが出来なくなった
何故だろう?
誰かが僕の時間を奪いにやってくる
休日をチェックしてぐすね引いて待っている
無邪気な悪意の笑顔の懇願
お願いと強制予定を僕の刻に書き込む
心無いありがとうで許されると疑わずに
不信が相手の腐心を確信し
諦めつつも体は悲鳴を上げる
体を休める場所がそこから喪われたのは
一体何時からかは正確に覚えていないけれど
休日の車は僕のベッドになった
逃げられない場所
逃げられない相手
バッサリと斬れる場所と相手なら良かったとと
どう考えても不毛な思考が頭の片隅にある
そしていつも一つの結論に至る
これが現実であるのだと
逃げるには確実にそれしかないと
僕は溜め息をつくのである
殺るよりも殺られてなお僕は選ぶ
僕が僕自身を殺ること
誰も傷つかず困らない方法
そして僕が救われる道
努力を怠らずに現実から外れる為
僕は今日も現実からそんなことを考えている




