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至極当たり前のこと
考えすぎたのだ
無意識ではなく意識的すぎるに
同時に楽しすぎたのだ
天地の差もある落差に
誰かが叫びだした
正しい叫びであり訴えなのかもしれない
否定し隠蔽し進まなければならない
認めてしまったら歩けなくなる
今を維持すら出来なくなる
痛みを痛みとして捉えることは
酷く難解そのものすぎて
素直に心を表現するのは
醜い所業すぎて恐ろしい
説明が出来、誰もが納得できる根拠
それが許される現実
その逆はあり得ない
感情論は醜く綺麗だと思う
否定しながら羨んでいるのだろう
そしてその素直さに
敬意と侮蔑と軽蔑を贈る僕がいる
嘘を嫌悪しながら嘘一歩手前の
嘘によく似た別のモノを口にしている
ほとんどがその方が喜ばれる現実
薄っぺらい世界に僕は居る
楽しいと思える程に
自由を得る程に
在るがままの空間を知る程に
その落差は開いて
天からは地面が見えず
地からは空が見えない
落下する高さはただ広がり続けていく




