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不明瞭になるもの
分からないんだ
悪いことと言われても
止められないアディクションがある
痛みと流血に安心する
何がいけないのか?
切り裂いた刃に付いた紅を
そっと舐める
怖さなんてない
更なる流血がありえるなら
それは大歓迎そのもの
僕は異常者なんです
既に今更なこと
密かに決めたことがある
臓器提供にサインしようか、なんて
異常者ならではの気紛れ
熟考した上のこと
僕は僕の存在を使って復讐がしたいのだ
異常者だからと済まされても構わない
細やかな復讐をしたい
最後の花火をあげたいなんて
これは決して間違いではないと
そう思う次第なのです




