44/91
一括り
言葉一括りで終わるものがある
たった一言で全てを納得とレッテルを貼る
一度貼られたレッテルは剥がせない
剥がそうとする横から
更に強固に貼り直す誰かが現れる
では剥がす努力を怠ったならばどうなるか
それは偽りなれど真実に変えられる
僕にはいくつかのレッテルが貼られてる
踏みつけながら「異常者」と
何をしても何をしなくても
責任転嫁出来る存在
慣れたが本音
否定も訂正も疲れた
居ても居なくても同じ
何をしてもしなくても同じ
これは牲の山羊
存在してもしなくても変わらない
他人という家族さんに
僕が言われた言葉
全て無駄だと知った
一括りの一言が僕の認識だった
勿論自覚していたんだ
それでもなにもかもの否定だった
僕はこの家の腫れ物
僕は異常者なのだそうです
この狂いに誰も関与はなく
僕が悪なのだと
ただ脱力を覚えた
絶望を覚える期待はなかった
謝ろうと思います
「異常者でごめんなさい」と
誰かがそれで笑って優越感を
正当性を獲ることが出来るなら
もういいや、なんて
今そんなことを考えている
理解を超えるものを黒にする
一括りに黒で悪で不要なる存在に




