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変化
色が変わろうとしている
そんな風に感じている
墜落の先には静寂な世界が在るという
それが何なのかは知っている
そこには何も生命がなく
光もない暗闇
音もない荒廃の世界
静かで動くものもない
自身も朽ち果てる存在としてそこに在る
沈黙の中こみあげる激情
変わったことを自覚する
限界の先に色を強制的に変えようとしている
迎合すべきであり否定すべきモノ
正しいモノと知りながら
それに手を伸ばし掴むことは許されない
今更してはいけない
内なる変化の色を自覚しながら
隠さなくてはならない
それが一番正しいと考える




