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言の刃~停止された世界~  作者: 御影慧
34/91

追加修正

甘い御菓子を減らした

優しさを減らした

減らしたのは疲れたから

それが誰かを駄目にしていると気づいたから



減らしたことは間違いではなかった

ただ問題は別にあった

御菓子が減ってしまったら

不満が生まれる

優しさを減らしたら

優しくされて当然に慣れた誰かは

強い不快と不満をもつ

その先に在るのは信頼の減少



信頼は受けた優しさや

甘やかしてくれることが基準ではない

けれど至れり尽くせりしか知らない

そんなお姫様には通じない

その尽くされの度合いが全て

醜すぎるけれと多分事実

これは僕の20数年の人間観察の結論



甘い御菓子は麻薬やタバコに似ていて

酷く中毒性が高く

自身は中毒と思わない人が多い

幸せなことかもしれない

不幸なのは別エリアの住人達



だから酷く憂鬱なれど

再び甘い御菓子を配ると決めた

優しいふりをしようと決めた

ただ気付かないだろうけれど

一つの事実をここに記す



言動の沈黙と濁すこと

甘い御菓子を配ること

至れり尽くせりの復活

これを方向転換に決めた


同時により深い軽蔑と侮蔑を

その裏に呪いのように添えて

笑顔と優しさを持って見下そう



誰も本心に気付かないのだから

何をしてもしなくても同じこと

それが新たな追加修正




晴れない霧ならば仕方ない

力ずくで晴らせよう

正しいかどうかなんて知らない

正確な修正ポイントが視えないなら

全てを薙ぎ払うように

霧を切り裂くしかないと

僕は一つの結論に至った



待つよりも切り裂き進む

これは僕の珍しい決意表明




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