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言の刃~停止された世界~  作者: 御影慧
33/91

迷走

先の視えない道に立っている

勿論今の場所も

視えるのはほんの一部のみ

僅かな範囲しか視えない



勝手な誰かの妄想と

弁解をしない、出来ない状況の中

およそ道が視えるようになる時

それは既に手後れ

後悔も弁解の余地もなく

歪んだ嘘が事実として浸透している



次なる手段を考えるけれど

何故だろう?動けない

根っこがわからず動いても

修正出来ないけれど

根っこを知る者は既に不信なる存在

故に見極めが出来ずにいる



陥れる者にとって僕は楽だろう

強くて弱いからこそ

本当を隠すからこそ

陥れやすい事実がある

一番の問題は別にある

それにそれらは気づかない



相手にされる価値がない存在する故に

僕は無関心と正論で空気に変える

空気が騒いでも僕は相手にしない

何より関わるつもりがない

それに気づかずに

敵を作らずにはいられない人たち



世界は至って平和でぬるい

あれを幸福というのだろう

愚者のおろかさ全開の幸福

醜さを隠さない見苦しい姿

多数の強さを信じ依存性の病人



面倒なのは僅かな良心在る人の苦悩

軽くする為のポイントを探すけれど

それが見つけられない

本当に在るのかすらが妖しいモノ



霧深い道を歩く

僅かしか視えない前方が

開ける方法を探しながら


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