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言の刃~停止された世界~  作者: 御影慧
26/91

冷静なる衝動

疼くのは激情

冷静なる衝動

鈍くあることで騒ぐのは

切り離された感情達



怒りはわからない

否、忘れてしまった

どんな形でどんな色だったかを忘れてしまった



笑い方が解らない

笑う理由が見つからない

自然な笑顔が難しい

不自然な笑顔ならいくらでも

張り付いた笑顔を浮かべた



理不尽な怒りを向けられても

それがわからない

誰かの心配をよそに笑ってる

理不尽であったことが理解出来ない



正しさの有無からならば理解出来る

理由も含めて判断出来る

感情判断になると

僕は素直に困惑してしまう

心配される理由がわからない

そこにあるのは多分

呼吸と同じレベルの日常



ずれた感覚の境界線はいつだって

黄色ではなく真っ赤な場所にある

限界なんて限界を繰り返し越えた先にあって

どんどん奥地へ進んでいく

だからわからないのだろうと

それも自覚している僕がいる




溢れたコップに更なる大きなコップを重ね

枡を用意してバケツを用意して

繰り返し繰り返し愚かな器を大きくしていく

まだ大丈夫だと言い聞かせ続ける



結果僕が得たものは冷静なる衝動

無意識の疼きを得た

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