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形創る
腐ったリンゴの観察を続け
系統による系譜を創る
創ってからの感想は
ただただ苦笑いのみだった
親はいないけれど
そこには4人の姉妹が居た
面倒で甘いお菓子にまみれた腐臭の世界
そこで気付いたことがある
そこは最大の核であり
分派する親世代だった
そこから先は姉妹が親に変わり
一つの社会で腐敗奨励宗教が生まれていた
見るも醜く愚かしい集団
数が力と信じてやまない子供達
今はまだその先はない
だが断言できることがある
子供達を親として
更なる腐敗が生まれるのだ
甘いお菓子は愛される
その甘さの海を泳いだ者もまた
同じ道を選ぶのだろう
失われていく秩序の中
僕は冷ややかに侮蔑する
止めることは出来ないけれど
同意をしない道を選ぶ
つま弾きにされるとしても構わない
評価はいつか下されると
それを知っているから
突然に覆ることを知らずに
今日もリンゴは腐っていく
願わくば大切な人達が巻き込まれないようにと
それを願わずにはいられない
媚びれることをどこかで羨ましく思う僕がいて
それを完全拒絶する僕も存在している
思考を止めずにある限り
僕は僕で在り続けるだろう
より歪つに歪みながらも
僕、であるだろう




