気づく~新たな他人~
気づいてはいけなかったか
確かにそう思う
僕は誰かに「助けて」と今だに言えない
意味がないことを知ってしまったから
諦めて自身で解決しかないと
教えてくれたのは取り巻く世界だった
気づいたのは別のこと
助けては言えない
けれどその同意語が存在していた事実
「疲れた」の呟きは誰も聞いていない
けれどそれは確かな救われたい願望なのではないか?
そんなことに気づいた
感覚のずれから知ることをしても
理解に至らない感情という存在
右脳全開の激しさを
正直知識に出来ても自分の物に出来ない
切り離して久しいもの達が
稀に暴れて止まらない
僕であり僕でない誰かの感情
今少しづつ取り戻し始めていることに気づいている
あまりに反動大きな存在
その反動にすら今だ捜している
何故そんなことを思うのか?と
怒ることに笑うことに理由を捜している
ただ思うままの気持ちを認められない
そこには必ず矛盾が生じるから
それは結果揚げ足をとられるだろう
否定されることを否応なしに知ってるから
嵐のような「何故?」が吹き荒れる
風のままに波のままに流されることを
僕は自身に容認してやれない
理由や理論を棄ててまでの魅力を感じることが出来ない
感情のままに振る舞えるその姿に
楽しそう、と素直に思う
同時に愚かしいとも思ってしまう
ずれにずれを重ねて
歪に歪んだのだと自覚して
新たな切り離しをしなければならないのかもしれない
「疲れた」なんて言える立場などないのだと
自身に言い聞かせて僕はやっぱり呟く
新たな分離するべきものを
早急に他人にしなければらならない
偽り続ける為に必要だと
僕は判断を下せることを知る




