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労りの解釈~相違による現実の捉え方~
労るとは簡単で難しい
優しいふり程に勘違いが生まれる
当然のやるべきことをする
それを労りと優しさと言われても
生まれるのは困惑の感覚
相手と自身の感覚の違い
労るとは程遠い行動に
優しいと言われても困る
必要な時に必要な振る舞いをする
至極当たり前だった
それを最初に求めたのは
他ならぬその人達
優しいふりしかしていないことを
一番自覚しているのに
それが伝わらない現実
感覚の相違は都合のよいものに変えられていく
自身の嘘を暴くのは自身
お礼に感じるのは
ただひたすらな気持ち悪さ
吐き気が押し寄せる
何よりそれを口に出せない
がんじからめの現実
いつまで続ければ終わるのだろうか
いつになったばらせるのだろうか
そんなことを僕は考える続けている
人は甘い現実を求めてやまない
でも現実は甘いお菓子じゃない
いつだって厳しいと知ってるはずなのだ
だからこそ甘いお菓子を求めるだろうに
現実にフィルターをかける名人達
多分とても幸せなのだろう




