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言の刃~停止された世界~  作者: 御影慧
12/91

rainng

雨が降っている

窓に音が響く

規則正しくリズムを打つ



空は黒くどんよりとした雲に覆われ

青空は遥かな上空に消されている

青空の絵画も好きだけれど

雨、雨音も好き



青空は笑顔とするならば

雨の空は不機嫌か憤りか

はたまた哀しみかもしれない

堪えきれない感情の嵐

誰かに知らせたくて降るのかもしれない



雨の日は思考の海に沈む

どこもかしこも水に満ちる

浮かぶことをせずに

どこまでも沈んでいく

心地良くて無音になる



雨は浄化してくれる

代行するかのように

盛大に泣き続ける

どれ程の感情を受け止めたら

こんなに泣けるのか聞きたいけれど

ただ無言で泣き続ける



ごめんね、と呟いて

ありがとう、と空を見上げる

どこか何かが軽くなる錯覚に襲われるのは

無言の雨の日



僕の身勝手な妄想そのもの

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