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言の刃~停止された世界~  作者: 御影慧
11/91

忘却され消されたこと

忘れてしまったらしい

いとも簡単にその事実が消された

加害者は忘れ受けた側は忘れない

簡単な事実がそこに在った



わかっていたことではあった

その人にとっては終わった過去

綺麗に痕跡すら残さずに流れたのだ

記憶に留める価値すらなかった

それを理解していても納得は遠い



覚えた殺意は消えない

形だけの謝罪に許すことは出来ても

忘れることとは別物なのだ

許しはしても忘れられるはずがない

確かな明確な殺意は根深く今も存在する



忘れることがし難い人間に

忘れることを要求されても

叶えることは難しい

忘れないことが処世術に代えたのは

僅かな勝利を得る為

言葉を使う獣を打ち倒す為に

絶対不可欠な要素



忘れないと決めて忘れないことを志し

忘れられなくなって傷だけが増える

ジレンマの繰り返し

それでも通じなくても戦う為に

傷を増やしても忘れるわけにはいかない




加害者にとって意味をなさなくても‥


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