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51話 異星人現る

 ワザトは仕事完遂の際に、予期せぬ距離……方向から銃弾が飛んできたのを察し、獣のごとく壁に飛びつくと次々と撃ち込まれる弾丸から逃げる。


 地球の者かと思われたが、この時間軸はひどく文明崩壊しておりビルが横倒しになっているのだ。大きな爆弾が投下された事を物がたっている。

 走り去った後、コンクリートが大破する。やはり人間の仕業ではない。



 ワザトは視線を感じ、屈強なライフルを構えた女性らしき生命体と目が合った。



 あれは何だ?

 今、射殺す気だ。――ワザトと女性は己の持ち得る速さでお互いの行動を取った。


 撃たれずに済んだワザトは内側から拍手をされ、ムッとする。

「並みの眷属餓鬼じゃできない気味が悪い動きしてたよ」

 オカゲが笑い、つかの間どこからか声がする。



「ミューム、どこいったんだ?!」


「ミューム。アレはミュームという名前がついてるのか」

「そうらしいね。あれは異星人だよ、人間の視力を超えてる」


 瓦礫に隠れた瞬間、スカーヴァティー(または安楽国)に転送される感覚に襲われる。


(めんどくさい輩が現れたな……今までの時間軸ではカチ合わなかったが……)


(今まで、もしかしたら他の眷属餓鬼は殺られてたのかも)


 何がともあれ、ミュームとやら異星人はずっと同じ笑みを浮かべていた。

 オカゲといい、異星人は皆そうなのだろうか。

やっとミュームたちを登場させられたあ。

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