おまけ
お暇な方のみどうぞ
「なんだ、このページは」と、シノン。
「作者が最後の“お礼とあとがきとひとりごと”掲載時に最終回チェックを入れ忘れたらしいです」と、カグセヴァ。
「あの、粗忽者!」と、シノン。
「まったくです。いえ、一応、注意はしていたそうですよ? でも、サブタイトルを入力間違えてやり直すうちに、うっかりだそうです」と、カグセヴァ。
「それでどうして作者の尻拭いを僕らがしなければならないんだ」と、シノン。
「いえ、ここは、出番が増えたと喜ぶべきでしょう」と、カグセヴァ。
「だったらサザンでも引っ張ってこい! 僕は忙しいんだぞ。第一、なにを話せと言うんだ」と、シノン。
「愛でも語っちゃいますか」と、カグセヴァ。
「君の愛は、最近しつこいから嫌だ」と、シノン。
「……へぇ。左様でございますか。それは初耳です。しつこい? は、そうですか。嫌? 聞き捨てなりませんね……」と、カグセヴァ。
「……待て。なにをするつもりだ」と、シノン。
「どうして逃げるのです」と、カグセヴァ。
「に、逃げているわけじゃない。し、仕事が、と、途中なんだ」と、シノン。
「あとにしてください。私の用件を先にしていただきます」と、カグセヴァ。
「いや、だから、その、待て。待てと……うわっ。て、手加減、手加減を要求する――!」と、シノン。
暗転。
それでは、今度こそ、次回作でおめにかかりましょう!
これにて、本当の完結。
ああすっきりした……って、あれ? 他にも座談会ないものが……。
黙。……つけちゃおうかな。
引き続きよろしくお願いいたします。
安芸でした。