リズと晴天の絆
数日後。今日は週に一度の特訓の日、朝からトウヤの元気な声が響く。
「リースさん。今日もよろしくお願いします!」
「今日はいつも以上に元気ねぇ。そんなに元気が有り余っているなら、今日はきつめにしましょうか」
笑顔で話すリースの言葉に、顔が引き攣った三人はその元凶となるトウヤに詰め寄る。
「トウヤが馬鹿みたいに張り切るからこうなるのよ、バカトウヤ!」
「リースさん。元気なのはトウヤだけだから、私達にはいつものメニューで」
「マリ、その言葉は逆効果な気が・・・」
セイルの予想は当たる。
「あら、トウヤ以外は元気ないの?それでも魔物は容赦なく襲って来るわ。という事で、イビルベアでも狩りましょうか」
リースの言葉にトウヤ達は、不満げな言葉を発するが逆らえるはずもなく、渋々とトウヤ以外の三人は後ろを付いて行く。
「やる気があるのはトウヤだけなの?それじゃあ、今日は一番不甲斐ない子には罰として30秒ね」
その言葉に全員は首を傾げるが、やがてそれが意味する事を理解し三人は急いでリースの前を歩き出す。
(アッシュには宿題をあげたから、当分はこのままで過ごせそうね)
四人の背中を見てリースは微笑みながら、歩いて行く。
「そんなに張り切りすぎていると、怪我するわよー」
完結しました!更新が遅くて申し訳ないです…
ここまで読んで頂いた方々に感謝を。
感想などを聞かせて頂けると、次の作品の方向性が決まりやすいです(色々とアイデアはあるのですが纏めるのが下手で…)
今風のタイトルで作ってみましたが、楽しんで頂けたら幸いです。
読んで頂いた方々に重ねて感謝を。
R3.4/2 長月




