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先生の蒸気奇譚  作者: さくらもち


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2/8

#1. アカリと懐中時計 後編

閲覧ありがとうございます!

後編をどうぞ。


 「なんなのよ…なんでお守りなんて…。」

 

 ぶつぶつと不満をこぼしながら、私は前を歩く小さい背中を追いかけていた。

 小柄な体でさっさと歩いていくくせに、なぜか油断すると置いていかれそうになるのが猛烈に腹立たしい。

 

 構わず前を歩く少女は、どこか上機嫌だった。足取りが軽く、鼻唄でも歌いそうな雰囲気で、まるでこの街の案内人にでもなったつもりらしい。

 

 コツコツと石畳を鳴らしながら歩く姿は、本当に子どもにしか見えない。

 

 「石畳といえばさ。」

 

 思わず口走ってしまった。

 瞬間、小さくキレイな瞳が、よりいっそう輝いてこちらを見てきた。

 

 「いやー…石畳とか家の壁とか、なんていうの?街並み?すごい古めかしい…じゃなくて、レトロだよね。」

 

 住宅街といえど、都会だったらコンクリートで道路があって、そこには自動車が走っていて――。

 

 「レトロ?」

 

 少女が首を傾げる。

 

 「うん、昔っぽいっていうか。」

 「昔から変わってないってこと?」

 「え?」

 「この街、毎年どこか直してる。」

 

 少女は当然のことのように言って、道端を指差した。

 

 今まで気にもしていなかったけれど、石畳の脇には太い金属の管が何本も走っていた。

 建物の壁を這って、橋を渡り、時々大きなバルブや圧力計まで付いている。

 まるで街そのものに血管が生えているみたいだった。

 

 「こういうのって普通、地面の下に埋まってるもんじゃない?」

 

 思わず口にする。

 都会なら見えない場所に隠されているものだから。 

 

 「なんで?」

 「なんでって…見た目とか。」

 「壊れたらどうするの?」

 「え?」

 「埋めたら見えない。」

 

 少女は当然のように続ける。

 

 「古くなったら?」

 「交換…とか?」

 「掘り返すの?」

 「えっと…」

 「大変だね。」

 

 何も言い返せない。

  

 「この街の市場は初めて?」

 

 ふっと振り返って少女が言う。

 

 「まずは腹ごしらえ、かな。」

 

 そのまま角を曲がった瞬間だった。

 

 視界いっぱいに広がる光景に、思わず足を止めてしまった。

 

 人、人、人。

 

 今までこの街の人たちは、いったいどこに隠れていたのか。

そう思うほどの賑わいだった。 

 行き交う人々の話し声。

 荷馬車のきしむ音。

 どこからともなく漂ってくる、焼き物や油の匂い。

 

 蒸気の白が日の光に溶けて、街全体が息づいているみたいだった。

 

 …そうだった。

 朝から何も食べていなかった。

 

 

 

 市場は、想像していた「商店街」とはまるで違っていた。

  

 屋台の形はどれもどこか西洋風で、木と鉄を組み合わせた無骨な造り。

 鍋や釜の横には、見慣れない筒やバルブ、圧力計のようなものが並び、ぷしゅ、という短い音とともに白い蒸気が吹き上がる。

   

 ――なに、これ。

  

 火を使っているはずなのに、ガスでも電気でもない。

 金属の箱の側面には、宝石みたいな石がはめ込まれていて、機械が動くたびに淡く光を帯びていた。

 

 異質。

 でも、なぜか不格好じゃない。

 

 圧倒されて立ち尽くす私をよそに

 

 「これと、あとこっちの子にも一本ちょうだい。」

 

 少女はすでに屋台の前で肉串を注文していた。

 

 「え、ちょ、早くない!?」

 「歩いたし、おなか減った。」

 

 即答だった。

 そのやりとりを聞いていた屋台のおじさんが、ぱっと顔を上げた。

 

 「お、先生じゃねえか。」

 「今日は一人かい?」

 「こっちも寄ってってくれよ、出来立てだぜ。」

 

 気づけば、別の屋台からも次々と声がかかる。

 

 「先生!こないだは助かったよ!」

 「蒸気弁の調子、あれから絶好調だ。」

 

 あちこちから投げかけられる親しげな声。

 

 私は改めて少女を見た。

 相変わらずちんちくりんで、少し気だるげで、ぶかっとした上着を羽織った袴姿の女の子。

 

 ――この人が?

 

 当の本人は軽く手を挙げて応えながら、どこか当然みたいな顔をしている。

 

 「良かったね。」

 

 そう言うと串を受け取り、何事もなかったかのように一口かじった。

 

 「この街はね。」

 

 次々と渡されるお裾分けに埋もれながら、肉を頬張りながら言う。

 「都会と違って、電気がいっさい無い。」

 「は?」

 「代わりに蒸気石がある。」

 

 そう言って屋台の脇の、光る宝石を指差す。

 

 「……何があるって?」

 

 なにもわからない。

 ただ、串に刺さった肉を一口食べると、じゅわっと牛肉の香りが広がった。

 

 少女は次にリンゴにかぶりつく。

 そのまま次の屋台でまた声をかけられ、今度は紙袋いっぱいの野菜をもらっていた。


 

 

 ——————

 

 

 

 ドカンッ!!!

 

「きゃっ!?」

 

 思わず短い悲鳴が漏れ、私は肩をすくめた。耳の奥がじん、とする。

 

 なに今の。

 

 ――爆発!?

 

 慌てて説明を求めるように隣を見る。

 

 「ちょ、ちょっと!?」

 

 ………いない。

 さっきまで隣にいたはずの小さい少女の姿は無く、紙袋と串だけがその場に残されていた。

 

 「なんなのよ!どこに行ったの!?」

 

 振り返った先でようやく見つける。

 

 屋台の一角、まだ白い煙がモクモクと立ちのぼる中、少女はすでに原因であろう装置に張り付いていた。

 リンゴを片手に持ったまま、身を乗り出し、問題の機械の中をじっと覗き込んでいる。

 

 「あー…やっぱり。」

 

 呟く声は、さっきまでの気だるさとは別物だった。

 完全に目が変わっている。

 

 屋台の主人が青い顔で言う。

 

 「せ、先生、急に音がしてよぉ。すぐに火は止めたんだけど――」

 「うん、正解。」

 

 先生と呼ばれた少女は即答した。

 

 「石、温まりすぎ。昨日からだいぶ酷使したでしょ。」

 

 そう言って指先で装置についた石の表面にそっと触れる。

 かすかに、熱を確かめる仕草。

 

 私はその光景を、少し離れたところから見ていた。

 

 ――ホントにさっきまで肉食べてた人と同一人物?

 

 蒸気と油の匂いの中で、この街の「先生」は、完全に自分の世界に入っていた。

 

 少女は屋台の主人から工具を借りると、代わりにかじりかけのリンゴを渡し、そのままためらいもなく装置の石の周りの側板を外した。

 

 中から現れたのは、複雑に絡まった細い管と歯車。その中央に、少しくすんだ赤く光る宝石がはめ込まれている。

 

 「弁が硬いまま回してる。熱の逃げ場が無くなって圧が溜まったんだ。」

 

 そう言いながら歯車をいじり、細い棒で弁を軽く叩く。ほんの僅かな調整。

 次に懐から小さな布を取り出すと、石をくるっと拭いた。油と煤が落ちると石は僅かに透明度を取り戻す。

 

 「ほら。」

 

 少女が合図をすると、屋台の主人は恐る恐るレバーを引く。

 ぷしゅ、という穏やかな音。

 白い蒸気が、さっきよりも静かに立ちのぼった。

 

 「……動いてる。」

 

 「動いてるよ!?」

 

 屋台の主人の声が、半拍遅れて弾けた。

 

 「先生、さすがだ!」

 「助かったよ!」

 

 少女は満足そうに頷くと、何事もなかったかのように工具を返した。

 

 「今日のうちは大丈夫。夜になったらちゃんと冷ましてね。」

 

 それだけ言って、またリンゴを受け取りかじり出した。

 

 私はポカンとその背中を見つめていた。

 

 ―――すご。

 

 さっきまで、ただの変わった子だと思っていた。小さくて、無気力で、ちょっと変。

 でも今は、はっきりと分かる。

 この人、「先生」なんだ…。

 胸の奥で、なにかが静かにひっくり返る音がした。

 

 

 

 ——————

 

 

 

 「さっきの、すごかったね。」

 

 茶色い紙袋を抱えたまま、私はふいに言葉に出た。

 自分でも、酷く抽象的だと思った。

 本当はもっと言いたいことがある。

 でも、どう言えばいいのか分からない。

 相変わらず見た目は、自分よりも年下の女の子。しかし先生と呼ばれていた彼女は、少し大人びて見えた。

 

 「蒸気機関ってね。」

 

 歩きながら、淡々と続けた。

 

 「すごく気分屋で、捻くれ者なんだ。無理させると、すぐ捻るし、暴れる。」

 

 でも、と小さく付け足す。

 

 「ちゃんと手入れすると、ちゃんと応えてくれる。」

 それだけ言って、足を止めた。

 

 「——ほら、着いたよ。」

 

 気づけば、あれだけ賑やかだった市場の喧騒は、すっかり遠ざかっていた。

 代わりに耳に届くのは、低く唸るような機械音と、一定のリズムで吐き出される蒸気の音。

 

 工業地帯。

 

 鼻をつく、油と鉄の焦げたような——

 

 「変な臭い。」

 

 思わず漏らした言葉に、少女は否定も肯定もしない。

 

 たぶん、この街の匂いの正体はこれなんだ。

 

 そんなことを考えている間に、少女はもう工場の中へと入っていた。

 その背中は、さっきまでの無気力さが嘘みたいに軽やかで。

 

 ———まるで。

 

 駄菓子屋に吸い寄せられていく子どもみたいだった。

 

 

 

 工場の中では、大きなプレス機が一定のリズムで動いていた。

 がん、……がん、……がん。

 床まで伝わってくる振動。

 蒸気が抜けるたびに、低く唸るような音が響く。

 

 私は思わず、足取りを遅くした。

 鉄と油と熱の塊みたいな空間。

 今までの人生で、まったく縁のなかった世界だ。

 

 きょろきょろと落ち着かずに周囲を見回していると。

 

 「げぇ!先生!」

 

 ゴーグルをかけ、分厚い手袋をした作業員風のおじさんが、こちらに気づいて声を上げた。

 

 ———あ。

 

 さっきまで市場で聞いていたのとは、明らかに違う反応。

 歓迎でも、感謝でもない。

 もっとこう……運の尽き、みたいな。

 

 少女は足を止め、ちらりと視線を向ける。

 

 「まだ壊してないよ。」

 「そういう問題じゃあねえんだよ!」

 

 おじさんは頭を抱えた。

 

 私はその様子を見て、妙に納得してしまう。

 

 ———あぁ。


 なんとなく、これからの流れが分かってしまった。

 多分この人、ここにいろいろ面倒事を持ってきてるんだ。

 

 「いや、先生。今はダメだ。ちょっと……いや、かなり困っててよ。」

 

 おじさんはゴーグルをずらしながら、機械の奥を指さした。

 

 「プレス機の調子がかなり悪いんだ。騙し騙しやってるが、かなり作業が遅れちまってる。とても先生のお手伝いしてる暇なんて……。」

 「直径十五ミリ。歯の間隔は○・○三ミリ。それが四個。」

 

 おじさんの話を聞かずに、先生は自分の依頼をする。

 言い終えた瞬間、おじさんは深く息を吐いた。

 

 「だから、今のうちじゃ無理だって。テメェの納期だって過ぎちまってるんだからな。」

 

 無茶苦茶だ。

 私は思わず先生を見る。さすがに諦めるだろう、と思った。

 

 けれど。

 

 「ふーん。」

 

 先生は機械を覗き込みながら、興味深そうに唸った。

 

 「蒸気石、どれ使ってる?」

 「え?あ、青寄りのやつだ。」

 「だよね。圧、微妙に暴れてる。」

 

 そう言って、楽しそうに口の端を上げる。

 

 ———あ、これ。

 

 私は悟った。

 

 この人、この状況を楽しんでる。

 まるで新しいおもちゃを見つけた子どものように。

 笑う先生を見て、おじさんが恐る恐る聞いた。

 

 「……もしかして、なんとかなる?」

 「うん、今日中。」

 「今日中!?」

 

 あっさりと答えた先生に、おじさんはしばらく固まっていたが、やがて諦めたように言った。

 

 「先生……ほんと化物だな。」

 

 先生はそれを褒め言葉として受け取ったらしく、少しずつ機嫌よく頷いた。

 

 私は少女の横顔を見つめながら思う。

 

 ———この街の人たちが「先生」って呼ぶ理由。

 

 今なら、なんとなく分かる気がした。

 

 

 

 先生と工場主の会話は、その後すぐに私の理解を超えていった。

 

 回転数。

 刃の角度。

 蒸気圧の逃がし方。

 

 数字と専門用語が行き交い、頭の中がじわじわと白くなっていく。

 

 無理。ぜんぜん分かんない。

 

 私は少し離れたところから二人のやり取りを眺めることしかできなかった。

 

 けれど。

 

 機械の前に立つ少女は、さっきまで市場で肉串をかじっていた人とは別人みたいだった。

 目は真剣で、指先の動きに一切の迷いが無い。

 

 先生の邪魔をしないかのように、おじさんは作業場を離れて、私の横に立つ。

 しばらく黙って作業を見届けていたが、やがてボソリと口を開いた。

 

 「お嬢ちゃん、都会から来たのか?」

 「……え?あ、はい。先日、引っ越してきまして。」

 「どおりで見かけねえ服着てるわな。」


  たしかに、市場でも感じた。私の服とは違う、この街特有の雰囲気。

 

 「この街も、あのちっこいのも変わってるだろ。」

 

 おじさんは、ゆっくりと話しを続ける。

 

 「外の手を借りりゃあ楽なんだろうけどよ。それぞれ工場の味がある、こだわりってもんがあるのよ。」

 

 その言葉に、先生は小さく頷いた。

 

 「機械も蒸気石も、同じようでも同じじゃない。この場所の空気で育つから、顔も性格も違う。」

 

 赤ん坊を見るかのような顔をする先生に、私ははっとした。

 

 だから———わざわざ。

 

 来る手間をかけてでも、騒音と油の匂いの中に来てまで、この工場の物を選ぶ。

 

 効率の話じゃない。この街で、この機械を動かすためのやり方なんだ。

 

 さっきまであんなにうるさかった金属のすれる音が、今は何故か、心地よく響いていた。。

 

 私は胸の奥で、何かが静かに落ち着くのを感じていた。

 

 ——分からないけど、分からないなりに、理由は解った。

 

 「はい。終わり。」

 

 作業台から顔を上げて、先生はあっさり言った。

 

 「こっち、納品分。うちの分の部品も作らせてもらったから。じゃ、帰ろ。」

 

 「は……?」

 

 おじさんは目を丸くする。

 

 「ちょ、ちょっと待ってくださいよ先生!そんな早く終わるわけ———」

 「プレス機。」

 

 先生は振り返りもせず、指で後ろを示す。

 

 「作業のついでに直しといた。しばらくは暴れないよ。」

 「……へ?」

 

 がん、……がん。

 

 さっきまでよりも、明らかに穏やかな音でプレス機が動いている。

 おじさんが慌てて機械を確認し、やがて深く息を吐いた。

 

 「……ほんと、先生だな。」

 

 先生はそれには答えず、もう出口に向かっている。

 私はおじさんに一礼すると、紙袋を抱えながら慌てて後を追った。

 

 工場を出ると、重たい機械音は遠ざかり、街の空気が少し軽くなる。

 油と鉄の匂いも、どこか懐かしいものに変わっていた。

 

 

 

 ——————

 

 

 

 ———それから、二人は工房へと戻った。

 

 先生はさっきとは違って、今度はゆっくり時間をかけて作業を始める。

 

 私の懐中時計。

 蓋を開き、歯車を一つ一つ入れ替える。

 

 蒸気石を掌に取り、そっと装置に収めると、小さな音を立てて石がゆっくりと光始めた。

 

 「はい、おしまい。」

 

 パチリと蓋を閉めると、先生はぐーっと背伸びをした。

 

 針の音に耳を澄ますと、持ってきた時とは明らかに違っていた。

 

 カチッ、カチッ。

 

 小さいけれど、確かな鼓動。

 まるで、生き物みたいに。

 

 「しばらくは大丈夫だろうけど。」

 

 時計を差し出しながら続ける。

 

 「石がくすんできたら、またおいで。」

 「あ、あのっ、お代は…」

 

 慌ててそう言いかけると、先生は少しだけ考える素振りをしてから、あっさり言った。

 

 「今日のお守りがお代。」

 

 一瞬、意味が分からなかった。

 でもすぐに、ここまでの出来事がゆっくりと繋がる。

 

 私は懐中時計を胸元に抱え、工房を見渡した。

 

 油の染みた木の板。

 静かに光る蒸気石。

 気だるげで、でも優しい先生。

 

 最初は不気味に見えたこの場所も、何故か温かみを感じていた。

 

 

 

 お礼を言って、工房の扉を閉める。

 いつの間にか、空は夕暮れ色に染まっていた。通り沿いでは、ぽつり、ぽつりと街灯がつき始めていた。

 

 昼間とは違う。

 同じ街なのに、音も、匂いも、空気そのものも……

 

 たしかに変わっていくのが分かる。

 

 蒸気が白く揺らめき、橙色の光が石畳を照らしていた。

 

 「服、どこで売ってるかな…。」

 

 ふっと溢れた独り言に、自分でも驚いた。

 

 もう知らない街ではない。

 怖さよりも、戸惑いよりも、ほんのわずかだが、期待のほうが胸に残っていた。

 

 私はガス灯の並ぶ通りへと、一歩踏み出す。

 

 蒸気の街は、静かに夜を迎えようとしていた。

 

 挿絵(By みてみん)


ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました!

実は本日7月7日は私の誕生日でして、記念すべき日にずっと温めていた『蒸気奇譚』の第1話をお披露目することができました。

ラストの石畳の街並みは、お気に入りの挿絵です。最後までスクロールして楽しんでいただけていたら嬉しいです!

もし「この蒸気街の空気をもっと吸ってみたい」「ちんちくりんの先生の活躍が気になる」と思ってくださったら、ぜひ【ブックマーク】や【評価】で応援していただけると、最高の誕生日プレゼントになります!

次回もオムニバス形式で、この街のちょっと奇妙な日常をお届けします。

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