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一杯、いかが?  作者: 気まぐれメイ


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食事がおろそかになってしまうお客様

「マスターって、すごいなあ。

こんなに毎日、商品とはいえ、お料理しているなんて。」

本日のお客様は、カウンター席で、嘆くようにお喋りをされていた。


「お客様は、料理なんかは、あまりされないので?」

マスターが尋ねてみると、お客様は、はにかみながら返事をされる。

「ええ、最近はつい、お菓子やインスタントで、楽に済ませちゃってて。」


毎日、何品もご飯を作ってくれていた、

お母さんの有難さが身に染みて分かるものだと、

お客様がぼやいていると、従業員の一人が話に加わる。

「鍋に、切った野菜を水と一緒に入れて、

ひたすら柔らかくなるまで火にかけたら、

簡単に、スープなんかは作れますよ。」


私もよく、作り置きしているんです、と言う従業員を前に、

お客様は、尊敬のまなざしを向けた。

「すごい!

それなら簡単に、たっぷり作れちゃいますね!!」

「まあ、たまにはお店にも、食べに来てほしいものだけどね。」

なんてことを言いながら、皆で楽しく、

わいわいと話が盛り上がっていったのでした。

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