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一杯、いかが?  作者: 気まぐれメイ


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可愛い服でテンションが上がるお客様

とても寒い、冬の日。

外に出るのが、億劫になりそうなくらい、

冷たい空気が広がっているこんな日でも、

お客様はやって来てくださいます。


「こんにちはー!」

本日のお客様は、温かそうな格好をしているけれど、

顔が寒さのせいか真っ赤になっていて、

口からは白い息が出ていました。

「いらっしゃいませー、あら。

可愛いポンチョですね!」

従業員の一人が、お客様に気づいて、声を掛ける。


「そうなんです!

可愛いワンちゃんのポンチョがあって。

つい買って、着てきちゃいました!」

そう言って、お客様はくるっと後ろを向いて、

描かれている犬のイラストを見せてくれる。

「わあ、いいな~。可愛い!」

従業員と、楽しくお喋りを始めたお客様は、

嬉しそうに話を続けられる。


「冬って、いっぱい可愛くて、温かそうな服がたくさんあって。

そんなお洋服をたくさん見ていると、つい買って着て、

そのまま外に出掛けたくなって、うずうずしちゃうんです。」

こうして、お客様は、冬の寒い日でも、

色んなお洋服を着て、お店に遊びに来てくださるようになったのでした。

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