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おこぼれに預かります  作者: すみ 小桜


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81/101

―80―言わずとも書いてあるよ

 二人は振り返り、驚いて僕を見たよ!


 「お前、やっぱり迷子になっていたのか!」


 ケンさんの言葉に僕は、うんと頷いたよ。


 「あら、私はあの光の玉で満足して


  どこかに行ってしまったのかと思ったわ」


 ミルキーさんって、案外酷いね……。


 『記憶を取り戻したって、一人は嫌だよ!』


 僕がそう言うと、二人は更に驚いたよ。


 「お前、記憶が戻ったのか?」


 『一度に沢山戻ったから、フリーズしてたみたい。


  気が付いたら二人共いないんだもん』


 二人の顔には、戻った記憶を知りたいと


 言わずとも書いてあるよ!

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