第82話 淫魔とサキュバス・・・とラッキースケベ
少し気づくのが遅くなりましたが、100000pv突破しました! ありがとうございます!
一歩進んで二歩下がるって感じの現状ですが、自分のペースでまったりと投稿していきたいと思います。
ちなみにこの作品は作者自身もまだまだ終わりが見えない状況なのでまだまだ続きますw
こんな拙作ではありますが、これからもよろしくお願いします!
「ハル様、ハル様。起きてください。 お迎えの方がいらっしゃいましたよ」
ぬ、ぬぅ。どうやら俺はお酒を飲んで気持ちよく眠ってしまっていたそうだ。多分このふかふかはスーちゃんだろう。
俺はスーちゃんを抱きしめて身じろぎする。
てか、どうせ迎えに来たのってディアンヌとかシャルルとかでしょ? それならちょっとぐらい待たせてたって平気だって。
「へぇ。ならどこら辺が平気か教えてくださりませんか? ご主人様?」
「そうですね。私も教えて欲しいですね。マスター?」
うるさいなぁ。俺だって久々に眠れたからもうちょっとグダグダしてたいんだよ。あと5分! あと5分だけ!
「5分も待てません。マスター? 私達は今かなり怒ってるんですよ?」
すやぁ
「マスター!!!」
「ひぃっ!!」
うおぉ!? なんだなんだ!? 地震か? 火事か? ふっと頭を上げるとそこには般若のような顔をしたディアンヌと冷たい笑顔のシャルルが佇んでいた。そして、その後ろにはバツの悪そうなマーシー。空中には無数の蝙蝠が翼をばたつかせている。
「マスター! これはどういうことですか!」
ディアンヌが頭上の蝙蝠の大軍を指しながら詰め寄ってくる。うぅ、怖い。
「なにって、俺にもわから・・・」
あっ・・・ もしかしてあのコウモリってあれ? 俺が昨日看病してもらう為に呼んだサキュバスだったりする?
「はぁ、やっぱりそうなんですか」
ディアンヌがやれやれといった感じで首を振る。あっ、なんかコウモリ達が1箇所に集まり始めた。
集まり始めたコウモリ達は何やら紫っぽいピンクの光を放ち始める。
そして一際光が強くなったあと今までコウモリが集まっていた場所にスタイル抜群のとっても優しそうな顔をしたお姉さんがなんかセクシーポースを決めていた。
服装は肩から谷間までを大胆に露出した赤と黒のフリフリのドレスだ。
「おはようございます、ダンジョンマスター。昨日は酔っていらしたのでもう一度自己紹介させて頂きますね。
私、魔界で四天王を担当させて頂いておりました、女帝ヴィーナスと申します。種族は淫魔。お呼びいただきありがとうございます。精一杯尽くさせて頂きますね」
うーむ、さすが淫魔。胸がデカい。
あっ、ディアンヌとシャルルがヴィーナスの自己紹介を聞いて大きなため息をついてる。
「はぁ、やっぱり魔界から呼んできちゃったんですか。はぁ」
「このダンジョンが攻略不可能になりましたね。魔界からの訪問者は雑魚ですら勇者1人を要求しますからね。四天王となるとスフィアの全力の8割で勝てるレベルですかね。私だと全力だしたらなんとか勝てるレベルですかね」
あっ、シャルルの発言にヴィーナスが反応した。俺、いやな予感するんですけど。
「へぇ。あなたが私に勝てるとでも? あなたみたいなそんな貧相な魔力で?」
あーぁ、やっぱり始まっちゃったよ。
「えぇ、あなたにはどんな間違いがあっても負けることはないでしょうね」
いや、さっき全力でギリっていってなかったっけ?
「へぇ。そうですか。ならこの場で確かめて見ますか?」
「えぇ、いいでしょう。どうせあなたのことはいずれ排除しなければならないのですから、今決着をつけてしまった方がいいでしょうね」
あーあ、俺しーらね。俺悪くないもーん。
「マスター。あなたが原因なんですしあなたしか止められないんですから止めてきてください。流石にあの中に突っ込んだらエラスでも5分で戦闘不能になりますよ」
「無理! 無理無理! あんな怖い女の戦いに参加出来るわけないじゃん!」
「はいはい。つべごべ言わずにさっさと行く!」
「ちょっ、押さないで! やめて!」
そんな感じで俺はディアンヌに無理やり押し出される感じで2人の間に押し込まれる。
「どうしました? ダンジョンマスター。今このクソ女をぶっ潰しますから大人しくなさっててください」
怖いよ! 目が怖いよ! 言葉遣いもだんだん崩れてきてるよ?
「そうですね、ご主人様。今、ご主人様の失態であり、汚点であるクズを片付けますので黙って見ていて下さい」
もう嫌。このまま決着着くまで戦わせたらダメ? 俺なんかじゃ絶対止めらんないって! あっ、やめて! 近づかないで! 左からシャルル、右からヴィーナスとかほんと洒落になんないから!
そこで俺はたまらずディアンヌの方を見る。
グッ!
いや! グッ! じゃねーから! そんなウインクしながら親指立てられてもどうしようもねぇから!
う、うーむ。と、とりあえず2人を出来るだけ引き剥がした方が良いよね?
「ま、まぁまぁ! 二人とも強いのは分かったからさ! こ、ここは穏便に済まそうよ!」
俺はどんどん俺に近づいてくるシャルルとヴィーナスを一旦押しとどめるため手を伸ばす。
ムニッ
ん? ムニッ? いや、まぁ・・・。えっ? いや・・・ えっ? こ、こんな修羅場で来んの? 多分俺が生きててこんなことが起きちゃいけないのはと電車の中ぐらいだよ? 人生初のラッキースケベがこんな土壇場で起こっていいと思ってんの?
え、えっと、左がシャルルで右がヴィーナスだったよね? てか、意外とシャルル胸大きい? それにこれ、サラシ巻いてるよね? 着痩せするタイプだったの? もしかしたら、ヴィーナスと結構いい勝負して・・・
いやいや! そんなこと考えてる場合じゃないっ! ま、まずは2人の顔色を伺おう。あっ、手は下ろしませんよ? だってこんな経験中々ないからね!
ま、まずはまだ許してくれそうなヴィーナスからだな。
チラッ
「も、もう! ダンジョンマスターったら! い、いくら私が淫魔だからってみんなの前でこんな・・・」
あっ、なんか顔を真っ赤にして1人で変な妄想してる。こっちは大丈夫そうだ。手も下ろさずにいよう。いい感触だし。
さてと、次は問題のシャルルだな。こ、怖い。どうしよう。シャルルが鬼みたいな顔してたら。
・・・チラッ・・・・・・ っ!? チラッ
えっ!? あれ? ちょ、ちょっと待って? この反応は予想してなかった! お、思わず2度見しちまったよ!
だ、だって、シャルルが顔真っ赤にして涙目になってるんだよ!? んで、なんか 「ご、ごひゅじんひゃまはおっぱ、おっぱいがしゅきっ?」 とかなんとか言って・・・ なんでバレてんの!?
あっ、俺が考えてること神達全員に伝わってるんだぁ・・・ でも、好みについては全てが共有されてるわけじゃなかったのか。
でも、こっちも大丈夫そうだな。まぁでもいつまでも人の胸を触り続けるのは流石に罪悪感が湧いてきた。よし、手は下ろそう。
そう考えて俺が手を下ろした瞬間体の中から大声が聞こえてきた。
『ちっがーーーーう! 違うでしょ! なんでそこで二人とも食べちゃわないのよ! あっ、食べちゃうってのはアッチの意味ですわよ?
あーぁ! せっかく私が色欲の悪魔を発動してあげたのにぃ! 面白くないわぁ!
てか、私もう出てもいいわよね? よろしいですわね? えっ? 駄目? お前が居ないと主人の色気が抑えられない?
・・・そんなの魅了1人に任せなさい。あの子が進化すればなんとかなりますわ!
・・・えぇ、よろしいでしょう? まだマナなら1億超える貯蓄ありますわよね? えっ? それは問題児を抑えるためですって? ハッ! そんなもんで問題児が抑えれたら苦労しないですわ! 私はもう出ますからね! んじゃ!』
な、なんか、俺の体の中でも修羅場があったようだ。ほとんど俺のせいだけど。まぁ、出現シーンはいっつもと同じなので省略。
「じゃっじゃーん! どうもー! 欲望の神の咲ですわ! 以後お見知り置きを」
「あ、あの! 咲さん! 早速だけど助けて! シャルルとヴィーナスが止まらない!」
そう、実は出現シーンの裏で俺は色欲の悪魔のせいで高まったシャルルとヴィーナスに襲われていた。
「ご、ご主人様! ありのままの私を見てくださいっ!」
「ダ、ダンジョンマスターッ! 私、もう我慢できませんわぁ! 私を求めて下さいませっ!」
それを見た咲は俯いたまま体をプルプルと震わせる。もしかして、自分の出現シーンを無視されたのを怒ってるのか? それならなんとかこの場を「最高ですわっ!」
えっ?
「あーーーっ! 最高ですわっ! この目でご主人様が⚪⚪⚪だったり⚪⚪⚪だったりされるんですわね! しかとこの目に焼き付けなければっ! さぁ! お二人共! やっちゃいなさいっ!」
「「ご主人様ぁぁぁ(ダンジョンマスタぁぁぁ)!!」」
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★ハルの一言日記★
今日は何事も程々が1番なんだと人生で1番理解させられた日でした。
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あ、あと新しく異世界転移ものの「この世界でのお米は異世界では世界樹の種でした」も書き始めました。
1度、目を通して頂ければ嬉しいです! 欲を言うならばアドバイスなども貰えたらなと・・・(あんまり評価が良くないんですよねぇ)
こちらでの投稿ペースに変わりはないので安心してください。それではまた次話でお会いしましょ!
追記:今回はちょっと下成分多めだったと思いましたが大丈夫でしたか? あと、これって前書きで通知した方が良いですかね? 良ければコメントなどで教えて頂ければ助かります。




