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第124話 奴隷王

『ハァ、ハァ、もうぉダメ…』


明日はバスクに帰る予定だ。だから今日はあまり夜更かししない。いつも夜の相手は複数人だが、今はレイラと2人切りで行為に及んでいた。そして今しがた1回戦を終了したところだ


オレも横になるとレイラがそっと寄り添うように近づく。


『腕…』


腕枕をせがんでいるらしい。オレが投げ出すように腕を伸ばすと、優しく微笑み頭を乗せる。


『マスターと2人切りなんていつ振りだろうね。最近は関係を持った女性が増えて2〜3人同時が当たり前だったから本当に懐かしいよ…』


レイラがほんの少し寂しそうな表情に変わる。それでも微笑んでいるのは不満はないからだろう。そんなレイラが目を逸らして話を切り出す。


『私と2人切りになったのは何か話があるからだろう?』


「ん、まぁな」


『そう…ちゃんと聞くからハッキリ言っておくれ』


何か妙に覚悟を決めた目をしている。まぁいいや。目的を果たそう。


「じゃぁベッドの上でいいから座ってくれ」


『???これでいいかい?』


何故か正座。何か話をされると思ってるのかな?まぁ胸が見えてればいいのだけど。


「で、目をつむってくれ」


『え?目を?はい、つむったよ』


「そのまま動かないで…えいっ」


『冷たっ!マスター、なにを掛けたんだい……うっ、くっあぁぁぁ!熱い、胸がぁ』


おお、凄いな。さすが幻の霊薬と謳われるエリクサーだ。レイラの左胸がみるみる再生されていく。


『うぅ、何なのよぉ、胸がこんなに熱く感じるなんて…え?ウソ、左胸の感覚ある?』


「おう、エリクサーを使ったからな。しかし凄いなミリアがつけた傷が完全に再生しぞ、細い傷すらない」


そう言いつつ再生したオッパイを揉んでいる。モミモミ…


『………な、な、なっ』


「な?」


『何で貴重なエリクサーを私なんかに使ったのよ!!』


「夜の生活の更なる充実のためかな」


『充分充実してるでしょう!何人奴隷がいると思っているのよ!』


「いいんだよ、オレはパーティのリーダーとしてエリクサーを使う状況にならない様に立ち回るのが役目だ。エリクサーを持っていると心に隙が生まれる。エリクサーがあるからちょっとくらい危ない橋を渡っても大丈夫って思ってしまうかもしれない。それじゃダメなんだ。徹頭徹尾、慎重に行動するくらいじゃないとダメなんだよ。そうでないとお前たちを守れない」


『マスターが慎重なのは知っているわ。それでもスタンピードやケイローンのとき命を落としそうになったじゃない!?私が…私がケイローンのとき、どれほど辛かったか分かってるはずなのに、何でこんなことをするのよっ!どうして自分の命のために使おうとしないのよ!どうして…どうして…そんなに優しいよ…』


「なぁ、レイラ。オレはエリクサーを無駄遣いしたとは思ってない。これは必要だから使ったんだ」


『必要?』


「そう、必要。オレはムハンマドさんにエリクサーの必要素材と精製方法を教えてもらった。だけど現時点でオレはエリクサーを作れない」


『そうね…確か必要素材にドラゴンの上位種の素材があったからね』


「そう、結局強くならないと、エリクサーは作れない。じゃあオレの強さの源泉って何だ?」


『あっ…私たち…か』


「そう、お前たち奴隷だよ。お前たちあってのオレなんだ。今はエリクサーを引き合いに出したけど、それだけじゃない。オレは色々なところでお前達に助けてもらっている。斥候としてはレイラやキャロルがいないと機能しないし、戦闘では前衛のレベッカやミリアがいないと話にならない。フローラには何度も傷を癒やしてもらっているし、ラウラにはバーバラとの戦いで助けてもらった。そしてお前たちのステータス補正がなければオレはただの凡人だ。

だからな、オレが体張ってお前たちを守るのはオレのためだし、お前たちの体のケアや心のケアをするのもオレのためだ。、全部オレのためだからな、お前たちが気にすることは何もないんだ。わかったか」


『エリクサーを私に使ったのも自分のためかい?』


「ああ、そうさ。ほら、あれだ。レイラの古傷が治れば気分良く生活できるだろ。心のケアだな、うん。それに綺麗になったレイラを抱けるのはオレとしても気分が良いしな」


『全部マスターのためかい…まぁそうしておいてあげるよ。これ以上、不器用な言い回しを聞き続けるのは恥ずかしいからね」


「くっ、うるせー。オレはお前のマスターだ。もっと敬え」


『ふふふ、わかったよ。じゃぁまずはさっき言った通り、綺麗になった私を抱いてもらって気分良くなってもらおうかね』


「ああ、そうさせてもらう」


オレはレイラを抱き寄せる。


「なぁレイラ、オレはこっちの世界に来て自分の思うがままに生きたいと思っている。毎回戦闘のときに思うんだ、オレの奴隷は死なせないって。それがオレにとっての思うがままなんだ。こんな恩着せがましい主は嫌か?」


『嫌じゃない、嫌なわけないじゃないか。心から愛してるよ、マスター』


・・・・・・

2回戦目終了。


『ピコン!』


ん?システム音!?事が終わったと同時に鳴りやがって何だ?確か称号獲得すると鳴るんだったな。でも火の愛し子ときは鳴らなかった。"取得条件を満たした"称号と"与えられた"称号の差かな?


『奴隷王の称号を獲得しました。称号の効果を能力値に反映します』


奴隷王って字面(じづら)がやばいな…パッと見、悪い印象しか受けないのだが、一体どんな称号だ?ステータスを確認する。


奴隷王

取得条件は奴隷と真実の愛を育むこと。


称号効果

契約している奴隷が習得しているスキル、及び、契約している奴隷に発動中のスキル効果が倍増する


"真実の愛"?異世界転生モノでは1番胡散臭いキーワードなのだが…いや、レイラがそこまで想ってくれてるのは嬉しい限りだけどな。


『うぅ…マスタァー?どうしたんだい…?』


行為によって気をやって呆けていたレイラが正気に戻ったのか、オレの様子が気になったらしい。


「"奴隷王"という称号を獲得した。奴隷が習得しているスキルと、奴隷に関するスキル効果が倍増する」


『へぇ、凄い効果だね。私のスキル、例えば気配察知の範囲が倍になるのかね』


「多分そうなる。それに夜の帝王の奴隷に関する効果も倍増するはず…」


ステータスを確認すると予想通り今まで+30%だったレイラの補正値が60%になっている。凄いな。


『でもいきなり称号を獲得したのかい?何がキッカケだったのだろうね…』


「えぇ?取得条件を聞きたいのか?後悔しないなら教えてやるけど…」


『なんだい、その言い回しは。聞いたら後悔するみたいじゃないか。気になるから教えておくれよ』


「まぁ、いいけど。じゃぁ教えるぞ。真実の愛だ」


『は?』


「奴隷と真実の愛を育むこと、それが条件だ」


『…』


レイラの顔がみるみるうちに赤くなり、顔を手で覆ってしまった。


『マスターのことを…その、あ、愛してるのは事実だけど、それが神様に認められるってのは中々恥ずかしいものだね』


そっか、こっちの人間はシステムではなくて神様と表現するのか。レイラが恥ずかしさに悶えている間にステータス確認だ…って、改めてステータスを確認していると、色々とおかしなことに気付いた。

加護が"大天使加護"から"権天使の加護"になってる…そういえばサクヤから称号取ると大量に徳が手に入るって聞いてたわ。奴隷王の称号獲得で昇格した…のか?

そして夜の帝王さんもスキルレベルアップ…遂に来たか、若返り効果。


スキル効果13

性交した相手の年齢が5歳若返る。


予想はしていたけど本当にくるとは。5歳も若返るか。フローラが中学生並みの体になってしまうな…いや、19歳だ。フローラは19歳だ問題ない。ないったらない。


そういえば、1回戦目が終わった後にレイラは覚悟が決まったような顔してたけど、あれはどういう意味だったのだろう?聞いてみるか。


「レイラ、1回戦目終わった後、覚悟が決まった様な顔してたけど、オレに何を言われると思ったんだ?」


『あ~それはね、ほら、私ってもう30歳を過ぎただろう…てっきり夜のお相手の回数を減らされるのかなって思ってた』


「そんなわけないだろう。ラーニャさんやミレーヌさんは40近いけど普通に相手してるだろ」


『まぁ、そうなんだけどね、どんどん若い子が奴隷として入ってくると不安になるのよ』


「そういうものか…そんなレイラさんに朗報です。夜の帝王のスキルレベルがアップして、性交した相手の若返りが可能になりました。説明文によると5歳若返るらしいぞ」


『マジ?』


「マジ」


『3回戦いきましょう』


「明日があるし、今日は胸を治して寝るつもりだったけど…」


『マスター、何か言った?』


「いえ、言ってません。今すぐしましょう」


『よろしい』


治った胸をちょっと楽しむつもりだった夜は、思いのほか長く続くのだった…







名前:ガレス Lv180→190

年齢:19

加護:権天使の加護 精霊の呪い(水)


スキル:夜の帝王Lv7→8 不意打ち耐性Lv6→7 薬品精製Lv7→8 弓術Lv10 風魔法Lv8→9 火魔法Lv10 魔具使いLv3→4

派生スキル:鷹の目 アローレイン


称号:一騎当千 ジャイアントキリング 大精霊の愛し子(火) 奴隷王 New!!


力 :267→287(+659)ミレーヌ補正

耐久:265→285(+624)レベッカ補正

俊敏:605→685(+1998)レイラ、ビクトリア、シンディ、ヴァネッサ、ミリアリア補正

知力:381→411(+682)ラーニャ補正

精神:291→311(+307)フローラ補正

器用:522→562(+412)キャロル補正

魅力:183→193(+620)風俗嬢補正

運:50(+28)


体力:598→628(+1044)ソフィア補正

魔力:513→553(+6334)アグニ補正、ラウラ補正


装備:剛弓ウル 力の指輪 転移の矢筒



名前:レイラ Lv:194→214

年齢:30(-5)

加護:なし

スキル:気配察知Lv10 短剣術Lv10 隠密:Lv9→10 盗み:Lv10 魔武具使いLv6→7

派生スキル:盗賊の極意


※夜の帝王により30%UP補正

※奴隷王により補正値×2

力 :216→236(+142)

耐久:214→234(+140)

俊敏:1020→1120(+672)

知力:213→233(+140)

精神:291→331(+199)

器用:808→888(+533)

魅力:206→402(+241)

運:32(+19)

体力:853→913(+548)

魔力:286→326(+196)

装備:宵闇の衣 鋼鉄のナイフ



名前:キャロル Lv189→209

年齢:36(-5)

加護:なし

スキル:罠設置Lv10 罠解除Lv10 開錠Lv10 闇魔法Lv10

派生スキル:百花繚乱 鍵師の極意

称号:罠師


※夜の帝王により30%UP補正

※奴隷王により補正値×2

力 :222→242(+145)

耐久:226→246(+148)

俊敏:222→242(+145)

知力:310→430(+129)

精神:229→249(+149)

器用:1003→1103(+662)

魅力:323→343(+206)

運:55(+33)

体力:670→730(+438)

魔力:566→626(+376)



名前:フローラ Lv180→200

年齢:19(-5)

加護:なし

スキル:光魔法Lv10 杖術Lv8

称号:なし


※夜の帝王により20%UP補正

※奴隷王により補正値×2

力 :175→195(+78)

耐久:185→205(+82)

俊敏:203→223(+89)

知力:308→348(+139)

精神:1101→1201(+480)

器用:537→597(+239)

魅力:698→758(+303)

運 :45(+18 )

体力:538→598(+239)

魔力:607→687(+275)



名前:レベッカ Lv201→221

年齢:27(-5)

加護:なし

スキル:身体強化Lv10(+1) 盾術Lv10 剣術Lv9 棍術Lv4

派生スキル:シールドバッシュ、グランドバッシュ

称号:なし


※夜の帝王により20%UP補正

※奴隷王により補正値×2

力 :764→824(+330)

耐久:1121→1221(+488)

俊敏:345→385(+154)

知力:253→273(+109)

精神:519→579(+232)

器用:390→430(+172)

魅力:425→465(+186)

運:45(+18)

体力:1069→1169(+468)

魔力:282→302(+121)

装備:激震のメイス 剛力の鎧 鋼鉄の剣 鋼鉄の盾 風精霊の下着セット


名前:ミリアリア Lv251→266

年齢:24(-5)

加護:なし

スキル:身体強化Lv10 剣術Lv10 聖剣技Lv5→6 光魔法Lv5

派生スキル:神速 グランドクロス

称号:なし

※夜の帝王により20%UP補正

※奴隷王により補正値×2

力 :892→937(+375)

耐久:530→575(+230)

俊敏:1734→1809(+724)

知力:301→316(+126)

精神:422→452(+181)

器用:438→468(+187)

魅力:481→496(+198)

運:40(+16)

体力:902→962(+385)

魔力:340→355(+142)

装備:鋼鉄の剣 鋼鉄の鎧


名前:ラウラ Lv60

年齢:21(-5)

スキル:土魔法Lv4 闇魔法Lv5 杖術Lv3 召喚術Lv1


※夜の帝王により20%UP補正

※奴隷王により補正値×2

力 :110(+44)

耐久:110(+44)

俊敏:170(+68)

知力:360(+144)

精神:230(+92)

器用:230(+92)

魅力:230(+92)

運:50(+20)

体力:280(+112)

魔力:10234(+4094)

装備:



名前:ヤエ Lv118→138

年齢:3

種族:アグニ・スパイダー

スキル:毒Lv6 糸Lv10 魔武具使いLv2→3 毒耐性Lv4 魔法陣構築Lv10 大精霊の従僕Lv6→7 火魔法Lv5

力 :185→205

耐久:185→205

俊敏:416→496

知力:592→672

精神:356→396

器用:356→416

魅力:153→173

運:50

体力:492→552

魔力:648→728





名前:バーバラ Lv2835

年齢:10156(-5)

種族:エルダートレント

スキル:吸収Lv10 擬態Lv10 硬化Lv10 光合成Lv10 風魔法Lv10 水魔法Lv10 土魔法Lv10 闇魔法Lv10 薬品精製Lv10 気配察知Lv10 隠密Lv10 次元魔法Lv7 鞭術Lv10 剣術Lv1 槍術Lv1 弓術Lv1 斧術Lv1 棍術Lv1 盾術Lv1 杖術Lv1

派生スキル:地中移動 分体生成


※体の8割を失っていることから弱体化中


力 :6700(-4000)

耐久:12000(-8000)

俊敏:2200(-1200)

知力:6000(-3800)

精神:7000(-4100)

器用:4500(-3000)

魅力:2000(-1400)

運:50(+5)

体力:20000(-15000)

魔力:11000(-7000)

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