第119話 世界樹防衛戦6
エルダートレントを圧倒出来たわけだが、腰振りながら戦闘って絵面的にどうかと思う。
『な、何でこんなに、あっ、強いのよ、あん♡』
「オレのスキルによるものだ」
『どんなスキルよぉおほ、それぇ』
「夜の帝王、女性との性交によって様々なスキル効果を得られるスキルでな、性交時のステータスが爆上がりするんだよ」
『そんなスキル聞いたことないぃ、あっ!』
さて、これからどうするか。エルフからは討伐を依頼されている。このまま倒すことは可能だ…もしかして従魔契約すればエルダートレントの素材が定期的に入手可能になるのか?
『あっ、あっ、ダメェ、コイツ!調子に乗るなぁぁぁ!』
おや、まだ反撃する気概があるのか。
オレの顔面に向けて手刀を突き出してくるが、どうやら今のオレは思考速度、反応速度も早く出来るらしい。攻撃直後から周りがゆっくり動いている。攻撃してきた腕を掴み、腕の付け根、肩に近いところに一撃を食らわせ腕をもいだ。
『ぐぅぁぁぁ!』
また攻撃されたら面倒だ。念のためもう片方の腕ももいでおく。
『嫌ぁぁぁ…あ、あう〜』
正直、ダルマとか趣味ではない。絵面がヤバすぎる。とりあえず従契約出来るか試してみるか。
「おい、攻撃は無駄だから止めておけ。反抗的だと両足ももぐことになるぞ」
『止めてください、ごめんなさいぃぃ、あっ、あっ!』
「おい、よく聞けよ。オレはエルフからお前の討伐を依頼されている」
『ぅぅぅ〜、1万年も生きたのに、こんなところで人間に討たれるの…』
「だが、オレと従魔契約するのであれば、お前を生かす交渉をしてやってもいい」
『でも、その場合は人間もエルフも襲っちゃダメなんでしょう?核だけになった私が元の大きさになるまで何百年かかるか分からないわ…』
「適当な魔物から養分を吸収すればいいだろう?」
『私の体の復元には体力の吸収の他に魔力の吸収が必要なの。魔力によって成長を加速させているのよ。魔力が多い生き物といったらエルフ、次いで、人間になるわけ。この森の魔物はそれほど魔力が多い魔物は居ないのよ』
「ふーん…オレの魔力は常人の10倍以上だ。ハイエルフ並みと言っていい。オレから定期的に吸い取ってもいいと言ったら従魔になるか?」
『え?いいの?』
「吸い尽くされるのは困るが、ある程度ならな」
『分かったわ。生き延びる道がそれしか無さそうだし。貴方の従魔になるわ』
「交渉成立だな。まずは1回イカせてやるよ」
『え、ちょっと、あっ、あっ、あぁ~〜〜…』
・・・・・・
「ところで、お前の体って人間にとったら丸々貴重な素材になるわけだけど、体がある程度成長したら一部切り取ったり出来るわけ?」
『…葉っぱ数枚や、樹液程度ならいいけど、枝とか幹とか、勘弁して欲しいわね。戦っていて分かっていると思うけど、痛みを感じるのよ』
そうだよな。従魔をいたぶるのは主としてどうかと思う。余程の事がない限りやらないことにしよう。葉っぱや樹液だけでもヴァネッサあたりは歓喜しそうだし、十分か。
「分かった。お前を素材としては扱わないよ…今の戦闘で出た素材は回収するけど問題ないよな」
『ええ、それは問題ないわ』
さっきのインフェルノでほとんど焼いてしまったが、オレを拘束していた木とか、もいだ腕とかは残っている。貴重な素材だ。
さて、となると、残った問題は、エルダートレントの樹液で勃ちっぱなしになってるオレのイチモツだな。
『マスター!!』
レイラをはじめウチのパーティメンバーが駆けつけてくる…が、この惨状をみて全員ドン引きする。
そりゃそうだ。両腕がもがれた裸の美女の横で、イチモツが反り返ったオレが立っているんだからな。
『マスター、戦闘が終わったはずなのに帰ってこないから皆心配して必死に探してたのよ。エルフからこの辺りに大きな魔力反応があった聞いて急いで来たのに、この状況は何!?散々心配させておいて、マスターはお楽しみだったてわけ?』
さすがにレイラでも怒るか。
「まぁ、落ち着け。落ち着いて話を聞け」
『ええ、話を聞くわ。つつみ隠さず話てもらうからね。内容によっては怒るわよ』
もう怒ってると思うけどな…まぁいいや。
「実はな…」
・・・・・・
『そう、夜の帝王のお陰で何とか勝てたのね』
「と、言うわけで今1番の問題は勃ちっぱなしになっていることだな」
レイラが周りを見回して頷く。
『ここにいる女性全員で鎮めるしかないわね、リディア、ユグドラシルに無事であることと、帰りは翌朝になることを伝えられる?』
『了解♡』
「嬉しそうだな、お前ら」
『これは仕方なくよやることよ』
『そうそう、主が困っているのだからそれを助けるのは奴隷の務めだわ』
『そう、仕方ないこと』
『遠慮しなくていいからね』
ノリノリだなーうちのメンバー。
とりあえずウチのパーティ、クランメンバーには犠牲が出なかったし、エルダートレントも従魔にすること出来た。最高の結果を出したと言えるだろう。今はこの状況を楽しむとするか。




