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第118話 世界樹防衛戦5

エルダートレントにとっ捕まり、それなりにユグドラシルから離れた場所に連れてこられた。


『食べなさい』


え?夕飯くれるの?木の実やら果物だけど美味そうだ。


「ありがとう」


普通に食える。美味い。


『…アンタ、ガレスとか言ったっけ?何でそんな余裕なわけ?これから私はスキルを奪うためアンタを取り込むつもりなのよ』


えぇ?取り込むのかぁ、当てが外れたか?


「いや、どうやって取り込むか聞いてないし、いまいち現実味がないというか何というか…」


『私が持っている"養分吸収"のスキルで奪うわ』


「養分吸収ねぇ、字面(じづら)から体力とか魔力を吸収しそう感じだが、スキルも奪えるのか?」


『私も最初はスキルを奪えるとは思っていなかったわ。でもね1万年も生きていると暇なときもあるわけで、スキルを利用した暇つぶしをしていたら偶然見つけたのよ』


「暇つぶし?」


『養分吸収の最も効率的な使い方を模索していたのよ。人間を捕まえてね。可能限り早くに養分を吸った方がいいのか、それとも極限まで力を抑えて長期間養分を吸い続けた方がいいのか、とか色々実験した時期があったわけ』


さすが魔物だけあって中々非人道的な実験をしやがる。


『実験で色々分かったわ。一気に養分を吸い取れば目に見えて体力が回復するし、傷が治ったりする。片や長時間吸い取れば、傷は治らないけどトータルの回復量は大きいとかね。他にもね、食料とか与え続けて回復させれば永遠と養分を吸い続けられるのか?とか、養分の吸い方も実験したわ。傷を負わせて血から養分を吸ったり、性行為しながら吸ったりね』


ほう、性行為ねぇ


『でね、1年くらい保たせた人間がいたんだけど、気が触れちゃったのよ』


そりゃ1年も拘束されて養分吸い取られれ続ければ気も触れるわな。


『1年間、薬漬けにしたり、快楽を与えたりしてたから完全に従順なペット状態でね、"心から全てを捧げます"って感じだったの。そんな感じの状態にして養分を完全に吸収したらスキルも奪えたってわけ』


「なるほど、じゃぁオレも薬漬けにされたり、快楽を与えたり、快楽を与えたり、快楽を与えたりしてくれるわけだ」


『アンタ…どんだけ欲求不満なのよ?まぁいいわ、体の8割以上を失ったからね、養分を奪い続けて少しずつ体を再構成する必要があるもの。夕飯を食べ終わったらお望み通り快楽を与えてあげるわ』


「それは楽しみだ…」



・・・・・・



お楽しみの時間…ではあるが、オレは手足を木で固定されている。これは…物理的だけでなく魔力も制御されているな

さすがにさっきまで殺し合っていた相手を自由にさせるわけないか。


『うふふ、ごめんなさいね。拘束させてもらったわ。今までの実験でね、私の方も核で直接吸収した方が効率良く養分を奪えると分かっているのよ』


「なるほど、目の前の美しい女性がエルダートレントの核というわけか」


『褒めても無駄よ。さすがに死にかけた当日に油断わしないわ。

ちゃんと反撃なんか出来ない状態にしたし、死なない程度に吸い取ってあげるわ』


余裕綽々(しゃくしゃく)な表情でオレの上に乗ってきた。え?前戯無しで挿れるの?。ま、エルダートレントからしたらただの食事だし前戯なんて無駄か。でも濡れてないとオレが痛くない?と思っていたら、エルダートレントの秘部から粘液が分泌された。おぉ、樹液かな?


『私特製のお薬よ。これでしばらく勃ちっぱなしだから♡』


ふーん、夜の帝王があるから薬を使わなくても勃ちっぱなしだけどな。


『さぁ、貴方の力を私に頂戴♪』


オレのモノがトレントの中に入る…なんかトレントが不思議がってるな。夜の帝王さんが良い仕事してるかな?


『あ、あれ?おかしいな…何かいつもより感じるぅ、あっ!』


さて、ここからだ。本気を出す!エロ的な意味ではなく、戦闘的な意味で。


バキッ!!


『は?』


バキバキバキバキバキバキッ!!


『なっ!あ、あり得ない!今、アンタは丸裸だし、魔力は封じてある。純粋な力のみでしかこの拘束から抜け出す方法はないはず!ひ弱な人間が、1万年生きた私より力が強いなんてあり得ないんだからぁ!!』


危険を感じだエルダートンレンがオレを串刺しにしようと何本もの鋭く尖らせた木をオレの体に突き刺した。


『嘘…でしょ、何で刺さらないのよ!何で皮膚で止まるのよ!私の触手はそこいらの鋼鉄より硬いのよ!!』


エルダートレントが攻撃している間に完全に拘束していた木を引き千切り、自由になった。これで魔法が使える。さぁ、どれくらいの威力を出せるかな。


「インフェルノォォォ!!」


今まで見たこともない爆炎が渦となり、今、オレと繋がっていエルダートレントの"核"以外を焼き尽くす。


『ぎゃゃゃぁぁぁ!!』


エルダートレントの体以外も焼いちまったみたいだ。さすがにアグニ様のスーパーノヴァには及ばないが、それなりの範囲が焼け野原となっている。


『な、何で?何でよぉぉぉ!私が、私が燃え尽きちゃうぅ!』


まさか"意識すれば"ここまで強くなれるとはな。オレ自身ビックリだ。初めてステータスを見て夜の帝王のスキルを確認した時、スキルの説明の一番最初にこう書かれていたのを覚えている。


 "性交時、全ての能力値が爆発的に上昇する"


爆発的という表現がどのくらいの上昇を表すか疑問だったが、まさかエルダートレントを圧倒できるほどとはね。

さて、ここからお仕置きの時間だ。戦闘的かつ、性的な両方の意味でな。







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