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悪夢の体育祭  作者: 3442
番外編

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7/8

社会構造を戻そうとする三九

三九の復讐の後日談です。

この世界は、何でも叶うラーメン屋がある設定です。

 元お母さん(現伯父さん)達によって、女性にさせられた人々を戻すため、解毒剤はあるけど、事件から7年が経過しており、当時の二女に在籍していた教職員、生徒達の行方がわからないため、私は、何でも願いが叶うラーメン屋にお願いしようと思った。

 小学生の私は、一人では行けないから、パパと憲兄達とラーメン屋に行くことにした。


 家族四人で買い物をした車での帰り道

「お昼何が良い?」とパパは、運転しながら()いてきた。

「有名なラーメン屋さんが近くにあるから行ってみたい」と私は言った。

「ラーメン屋?憲達は何か食べたいものはあるか?」とパパは、憲兄達に訊いた。

「俺は、何でも良いよ」と法兄が言った。

「俺もラーメンで良いよ」と憲兄は言った。

「どこのラーメン屋だ?」とパパが訊いてきた。

「何でも願いが叶うという噂のラーメン屋さん」と私は言った。

「何でも願いが叶うラーメン屋?三九は、何か叶えたい願いでもあるのか?」とパパが言った。

「うん。でも、私の為の願いじゃないの」と私は言った。

「三九の為の願いじゃない?じゃあ、誰の為?」と憲兄が言った。

「お母さんの作った性転換薬で女性にさせられた、7年前に二女に在籍していた、教職員、生徒全員を元の男の人に戻すため」と私は言った。

「何で、三九が七年前のことを知っているんだ」と法兄が言った。

「七年前の一女と二女の合同体育祭の時に、当時は、一女と男子高の合同体育祭だったみたいなんだけど、そこで、男子高の生徒、男性の教職員全員に性転換薬をドローンに付けて散布させたみたいなの。生徒が女子になったことで、校名も『県立第二女子高等学校』に変わったみたいなの」と私は言った。

「それ、誰から聞いたんだ?」とパパが訊いてきた。

「お母さんの作った性転換薬の人体実験に協力したっていう当時一女にいた女性教師だよ」と私は言った。

「県内の20代前半が圧倒的に女子が多いのは、その為なのか?」とパパが言った。

「うん。七年前の高校生だと、22歳から25歳だから」と私は言った。

「だから、県が抱えている問題を解決させたいの」と私は言った。

「わかった。案内してくれ」とパパが言った。

「うん。わかった」と私は言った。


 ラーメン屋に着いて、私は、「7年前にお母さんが作った性転換薬の人体実験で女性化した人達を元の男性に戻してほしい」と願って頼んだラーメンを食べた。

 ラーメンを食べていると、店主が私達の下に来て、

「お主の願い事は、他人のための願いじゃ。他人のために願ったら、一つだけ自分の願いを願えられるんじゃ。どうする?」と店主は、言った。

「そうなんですか?『私達家族四人が幸せに暮らせますように』」と私は、私自身の願いを言った。

 パパ達も何か願ったみたいだけど、内容は教えてくれなかった。

 パパが会計を済ませ、私達4人は、何でも願いが叶うラーメン屋をあとにした。


 家に帰り、パパにネットで、県の男女比率を見せてもらい、20代前半の男女比率が同じくらいになって、県が抱えている問題は解決したのだった。

 母親は、元に戻りませんでした。

 なぜなら、私の願ったのは、7年前に女性化した人を戻してほしいと、家族四人が幸せに暮らせるように願ったから。

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