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大宇宙時代☆ギャラクシーオンライン☆  作者: AN@RCHY


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075 やっぱり繋がっていたか

アクセスありがとうございます。

 意外にも、こちらの停船命令を受け入れた。レーダーで走査しながら、商船の後方やや上あたりから接近する。


 追いかけていたので後方なのは当たり前なのだが、何かあった時に主砲をすぐに撃たれる前方からは、接近しないのが基本だと教わっている。


 これは、教官の軍曹に教わったことだな。最後の方の小話で教えてもらった時は、使うとは思ってなかったけど、知ってるのと知っていないのでは安心感が違う。


 レーダーで走査しているのは、ミサイルの発射装置や発射口がないか調べるためだ。


 発射装置と発射口って同じじゃね? って思っていたのだが、一応明確な違いがある。


 船がブロック……エリア……ごとで換装できるためか、弾倉までを1つのブロックとして使った、大型の装置が発射装置だ。装甲の一部が浮き上がって、そこからミサイルが出てくる感じかな。


 それに対して発射口は、潜水艦のように船体に穴があって、そこからミサイルが撃たれる感じだ。普段は閉じているので、詳しく調べないと分からない。装置自体が大きくなく船体に埋め込まれているので、発射装置より発見しにくいのだとか。


 分かればどっちでもいいよね!


 豆知識として、発射口は口の数だけしかミサイルを撃てないが、発射装置は種類によってばらつきはあるが、連射タイプと同時発射タイプの2つが存在する。


 連射のイメージは、ガトリングガンだろうか? 回転する筒があるわけではないが、次々に装填され撃ち出されるイメージとしてはあっているかな?


 同時発射タイプは、装甲が浮き上がる時に同時に複数……今の主流は5本……浮かび上がって来て、それが同時に発射される形だ。何で5本なのかは、上下左右と正面に同時に誘導させるからだそうだ。


 でもそれだと、全部のオートタレットを使って撃ち落とされるのでは? と思ったが、同じ方向から来る方が対処しやすいため、違う方向からの接近になるらしい。


 良く分からないが、そういう物なんだと思っとけ、と言われたのでそういうことにしている。


 ミサイルの発射口はあったが、前方に向いているのでこちらに向かっては、撃ってはこれないだろう。他にも武装はしているが、こちらに向かってすぐに攻撃できるモノは見当たらない。


「ん~不気味だな……こちらの船が小さいから、移乗攻撃で制圧できるとか考えられているのだろうか?」


「可能性はありますので、私たちも準備しましょう。ご主人様は、私がエアロックから出た後に通路を戦闘用の強化外骨格で塞いでください。メイさんは、攻撃性の対応がされた際に、反撃していただきたい」


 セバスは、冒険用の強化外骨格を着込んで、移動用のチューブを繋げケーブルを持っていくそうだ。何かあってもシールドで防ぎ、ケーブルを接続するのが役目だ。


 危険なのに大丈夫なのだろうか? と思ったが、チューブを繋いでいる間は、船のセーフティがかかる。WDS(武器管制システム)……Weapon(ウェポン) Direction(ディレクション) System(システム)……がロックされる仕組みなので、武装は一切使えなくなる。


 1対1ならいいのだが、1対複数だとこれが致命的な弱点となるため、あまり推奨されない行動ではあるが、今回は問題ないと踏んでいる。


 チューブが接続されエアロックが開かれると、武装した船乗りがこちらに向かって走ってきていた。


 先制攻撃のつもりだろうが、それならこちらも遠慮する必要はないな。俺の戦闘用の強化外骨格は、チューブで移動できないサイズなので、守りを固める予定だった。


 それなのに、向こうから射程範囲内に入ってきてくれたので、遠慮なく搭載されている武器を撃ち込んでいく。


 強化外骨格の武器を利用する時、自分の船だと利点が1つあるんだよな。エネルギーチューブを強化外骨格に繋げておくと、船からシールドや武器用のエネルギーを供給してもらえるのだ。


 規格の違う武器のエネルギーに変換するのは本来無駄が多いのだが、船で生み出すエネルギーと強化外骨格で使うエネルギーでは、天と地ほどの差があるので、気にならない誤差だ。


 自分の船を傷付けないように注意する必要はあるけどな。


 通路の敵が全て死んだところで相手の船が逃げようとしたが、チューブが繋がっていると、エンジンの出力も制限されるため、無理に引きちぎるのが難しい。


 爆薬や武器を使ってチューブを物理的に切らないと、自由に動けないのだ。相手が爆薬設置作業に移る前にセバスが駆け抜けていき、ケーブルが接続される。


 宙賊船なら、このケーブルを繋げる装置を壊されていることもあるが、相手は商船なので航宙法を守っており、繋げる装置が必ず存在する。


 出発時には、接続ユニットが使えるか確認しなければならないので、故障したまま移動していたら、即刻捕まると後で知って……俺は大丈夫かと調べてしまったよ。


 発進シークエンスに、接続ユニットを確認するフェーズもあり、発進時に問題があったらここで知ることができる。航行中も常に接続できるか表示が出ているので、これが消えた場合は必ず最寄りの軍に連絡を入れる必要がある。


 停船命令を出し、チューブを繋げるまでに壊れたのであれば、その瞬間に船へ連絡を入れ軍を呼ぶ必要があるのだが、今回はそれをしていないし、武器を持ってこちらに走ってきたので、色々とアウトなんだけどね。


 一番近くの接続ユニットは壊されていたそうだが、接続ユニットの交換装置もしっかりと持って行ってたセバスは、何事もなく接続を終了した。


 本来であれば、クラス5の船とクラス2の船では、AIの性能も積んでいる機械もこちらより優れていて、ハッキングをし合えば勝てないのだが……こちらには、反則級のアンドロイドがいますからね。


 ウィザード級といっていいのか分からないが、俺からすれば魔法使いのような鮮やかさで、全ての電子情報を蹂躙するから文字通りというべきか。


 間もなくして、全ての制御はセバスと協力したメイに蹂躙され、全てのエネルギーがカットされて、船倉以外の空気が抜かれた。


 すべての生体反応が気絶した頃を見計らい空気が戻されると、半数以上の生存者が呼吸を開始した。残りの人は……死んだけど気にしない。念のために穏便に済ませていたが、敵対行動をとったのなら宙賊として処理するしかない。


 宙賊と共謀関係にある可能性が高い状態だったのだから、遅いか早いかの違いだな。


 セバスが相手の船にそのまま乗り込み、一応生きている人間を回収して来た。下着以外はすべてひん剥かれていた。部分的に機械化していた人間は、その部分を解体されている。


 手足を縛り、首と足を数珠状に繋げた……俺の船って、よく考えたら牢屋が無かったんだよな……なので、起き上がれないように船倉の床に寝かせている。


 抵抗されなければ、ここで調べる予定だったのだが、今回は安全も考えて船を持ち帰って調べることになった。


 セバスが商船を動かし、メイに俺の船を頼む。そして俺は、船倉で強化外骨格を着込んだまま待機。


 途中で起きたやつが騒いでいたのだが、うるさくすれば船倉を真空状態にしてもいい、とセバスに言われていたので空気を抜き始めると、慌てたように静かになってくれた。


 今回は自走なので、曳航のように苦労することなく、体感時間で3時間、ゲーム内時間では半日は経っていないが、再度要塞艦に到着した。


 コロニーじゃなくて要塞艦なのは、この船の持ち主とトラブルにならないようにするためにだな。

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。

ブクマや評価をしていただけると幸いです。

これからもよろしくお願いします。

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