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大宇宙時代☆ギャラクシーオンライン☆  作者: AN@RCHY


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067 兵器の話

アクセスありがとうございます。

 使用している兵器は、適当に考えているので、そういう物だと思っていただけると幸いです。



★☆★☆★☆★☆★☆



 曳航してショートジャンプするには、宙賊船の破損が大きかったため、可能な限りエンジンを吹かして戦闘した宙域から離れる。


 ほどなくして軍艦が到着し、状況を説明後鹵獲した船を回収してくれた。ブラックボックスが残っているので、解析した情報によっては金一封が出るとのことだ。それ以外の部分は、スクラップとして買い取ることが決まった。


 あと、2人ほど生き残った宙賊がいるので、こっちは即金で引き渡しが行われた。こいつらを渡すことで、すぐにお金がもらえるとは思ってなかったわ。それに、思ったより高額でビックリだよ。


 各船の賞金と同じくらいで引き取ってくれたので、ちょっと嬉しい。


 引き続き宙賊を狩りに船を動かす。


 先ほどの場所には、宙賊が駆けつけている可能性があるので、少し離れた位置で先ほどと同じく、小惑星に張り付き待機することにした。


 待機中に、


「ご主人様、エンジンを狙うと船を止められますが、船をスクラップとしてしか買い取ってもらえなくなりますが、他の場所を狙わない理由があったりするのですか?」


「そういうこともないけど、動いている船にピンポイントで当てるには、まだまだ技術が足りないから、エンジンを狙ってる感じかな。他にもシールドにレーザーが当たると、少しズレるから問題の無いエンジンを狙ってるんだよね」


「そういう理由でしたか。光学兵器では、シールドに垂直に当てないと、多少着弾点がズレてしまうのは分かっていますが、多少ズレたところで光学兵器で撃ち抜けば、中でトーストになるので問題はないですよ」


 コクピットを狙えってことか……でもさ、船の中心に近い位置にあったりするから、変な所に当たるとスクラップとして回収するのも大変じゃないだろうか?


「そういえば、光学兵器にもいくつか種類があるんだよな? うちに積んでいるのはどんなもので、他にはどんなものがあるか説明ってできる?」


 そうリクエストすると、分かりやすく説明するために、何やら絵が出てきた。


 現在主力となっているのが、高出力の電磁波を持続的に撃ち出し、船体を融解させて破壊するタイプだ。


 次に、高出力の光を放つことで、着弾した部分を一気に融解して貫通するタイプ。


 最後に、エネルギーを撃ち出して、着弾点で爆発するタイプ。


 の、3種類があるらしい。


 主力として分類されているこの武器なのだが、武器名はマイクロパルスレーザーというらしい。呼ばれるときは、マイクロをとってパルスレーザーと呼ばれることが多いらしい。


 俺が知っているロボットゲームのパルスレーザーも、これと同じ原理なのだろうか? 細かいことまで考えたことが無く、そういう物だと思って使ってたから、分からなかった。


 でもさ、電磁波って光学兵器になるのだろうか?


 自分の勉強不足で知らなかっただけだったのだが、電磁波のうち可視光線が……人の目に見える物が光と呼ばれる。見えない光線もあり、X線と呼ばれたり紫外線と呼ばれたりする物もある。


 電子レンジに電磁波が使われている、という認識だったので気付いていなかったが、正確にはマイクロ波を使って物を振動させ温めている。電磁波ではあるのだが、電磁波では意味合いの幅が広すぎて正確ではなかったのだ。


 このゲームで言われるパルスレーザーは、高出力のマイクロ波を対象に照射して融解させ破壊する兵器みたいだな。


 2つ目の光学兵器は、単なるレーザーと呼ばれ、原理をしいて言えば虫眼鏡で太陽の光を収束した物の強烈なバージョンらしい。


 パルスレーザーとは違い、攻撃範囲が光の収束した部分だけであり、貫通力が高いそうだ。俺には良く分からんが、マンガとかで見るレーザーはこれなのかな?


 最後、3つ目の光学兵器だが、これに関しては細かい説明はなし。エネルギーの塊を撃ち出して、それが対象にぶつかると爆発するようだ。


 爆発するためには、ある程度の質量体に当たらないといけないため、スペースデブリ程度では爆発せずに素通りしてしまうんだとか……何その都合のいい武器……


 他にも細かく分ければあるらしいのだが、マイクロ波・収束光・爆発の3つのタイプに分けられるんだと。


 その内俺が使っているのは、マイクロパルスレーザーであり、一般的なものを使っている。


 この兵器は、収束を甘くすると距離と敵船のサイズにもよるのだが、全体をジワジワ温めることもできるらしい。反対に収束を限界まで上げれば、レーザーまではいかないが貫通力も持たせられるらしい。


 それなら、レーザーっていらなくね? とか思うのだが、こちらの本来の用途は船の解体に使われたり、発掘に使われたりする用途で開発されているんだとさ。


 発掘船って武装がないとか言ってたけど、実は発掘用レーザーを搭載していれば、反撃は可能らしい。まぁ、ドリルで砕いたものを、回収するのが一般的らしい。


 強力ではあるのだが、兵器として出力を上げて使う場合、発生する熱の関係で短時間しか使えないため、攻撃用の兵器としては使い難いようだ。


 だけど、シールドを貫通する力は強いようで、近距離で使う分にはパルスレーザーよりは優秀らしい。


 シールドってどんな原理なのやら……


 で、メイが言いたいのは、収束率を上げて貫通する力を強くして、コクピットを狙いシールドで多少逸れたところで、周囲も焼いてくれるから問題ないと思うということだ。


 次の宙賊船の数が少なければ、試してみようと思っていると……


 頭上側に宙賊船が2隻……クラス2とクラス3を発見する。このままだと、さすがにバレるか?


 サーマルステルス状態なので、レーダーの類には反応しない。正確には、反応しているが船だと認識できない状態。小惑星に張り付いているので、デブリに擬態したときのような不自然さもなく、限りなく見つけにくいので問題ないそうだ。


 質量の小さな惑星なので、スラスターを使って小惑星を回転させ、狙いを定める。相手は回避行動をとっていないので、時間差はAIにお任せ。走査した情報を元に、クラス2のブリッジを狙う。


 クラス3を狙って撃ち落とせなかった場合、一気に不利になると思いクラス2を沈める判断だ。


 シールドによって狙った場所からズレてしまうが、問題なくブリッジを焼き切ったようで、船がすぐに止まり慣性で動いていく。


 クラス2程度のシールドであれば、簡単に撃ち抜けるのだから、さすがクラス4の兵器だな。


 っと、アンカーを外しエンジンを吹かしていると、既にこちらへ宙賊船が向かっており、射程範囲に入ってしまっていた。


 2発ほどシールドにもらってしまったが、クラス3の兵器ではクラス4のシールドを抜くことは簡単ではない。


 安心してエネルギーをチャージして、クラス3の宙賊船のコクピットを撃ち抜いた。


 メイに操船と船の回収を頼み、セバスには向こうへ乗り込んでもらい、ハッキングをしてコントロールをこっちへ回してもらう。


「ん~、主砲の連射速度がこっちより、向こうの方が早いんだよな……なんでだろ?」


 そんなことを考え、ポロっと口に出すと、


「クラス2の船のサイズで、クラス4の兵器を使うのですから、ストレージに溜められるエネルギーの量を考えれば、当たり前ですよ」


 ……あっ! なるほど。


 出力が高いということは、消費エネルギーも高い。小さな船で蓄えられるエネルギーで、クラス4の兵器は連射が難しいのか。その点向こうは、自分の船のサイズに合った兵器だから、連射ができると……


 言われてみれば当然の話だよな。何で気付かなかったんだろうか?


 作業を終わらせたセバスが戻ってきたので、ケーブルをつないだまま速度を合わせて、ショートジャンプをしコロニーへ帰還する。

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。

ブクマや評価をしていただけると幸いです。

これからもよろしくお願いします。

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