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大宇宙時代☆ギャラクシーオンライン☆  作者: AN@RCHY


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062 どこにでもいる問題児

アクセスありがとうございます。

「ん~~、軽量級でも多少金をかければ、船や拠点制圧に使えるってことかな?」


「使えないことはありませんが、軽量級は人かアンドロイドを乗せる必要があるので、壊れた場合の損失が大変なことになりますね。やはり、宇宙服の上位互換と考えるのがいいと思います」


 なるほど、人的被害を考えると、軽量級をたくさん準備すればいいというものでもないのか。軽量級では防御力に難が出てしまうか。


 そう考えると、強化外骨格を戦闘用に運用するのは、中型からなんだな。


「それと、軽量級があまり戦闘に使われないのには、戦闘用ボットの存在があるからですね。高級な強化外骨格を買おうと思えば、戦闘用ボットが5~6体は買えますね。


 メンテナンス用の装備を購入することを考えても、1セットは買えますので、ランニングコストも考えますと、圧倒的に戦闘用ボットの方が安く上がりますね」


 人型サイズなら、戦闘用ボットの方がコスパがいいと……人が死ねば、色々と大変だからな。そういう面から見ても、軽量級は宇宙服の上位互換としてしか見られていないようだ。


 中量級となると生存率も高くなるし、火力も強くなるので、制圧に向いているとか。


 他にも中量級であれば、戦闘用ボットを指揮することも可能になるので、船の制圧はやはり中量級がメインになるようだ。


 戦闘用ボットは量産されているため、導入費用も安く済ませられるという利点もあるらしい。


 そんな話をしていると、既にコロニーが目の前だった。


 俺とメイが話している間にも、セバスが移動をしていてくれたので、コロニーへ到着していた。


 コロニー周辺に来ると、ミッションコントロールからの連絡ではなく、ホワイトファングのオペレーターからの連絡が入る。


『こちらホワイトファングのオペレーター、近付いてきている船に伝える。船籍と入港目的を明らかにせよ』


 ん? 俺たちのことが伝わってないってことか? まぁいいか、


「こちらX-354、医療物資を運んで戻ってきた。依頼されたわけではないが、医療物資を運んでもらえると助かると、ジョゼさんとセシリアさんに言われたので、運んできた」


『船長たちと……? 分かった、荷物を適正価格で引き取るから、そちらの荷物をこちらへ運ぶように』


 おや? おかしな方向に話が逸れていないか?


「適正価格とはいくらでしょうか? 値段の提示もなく、適正価格といわれてもこちらには分かりません。物資のリストを見て、しっかりと値段を出していただかなければ、医療物資を運ぶことはできません」


『なんだと? ホワイトファングが適正価格と言っているんだから、それが適切な価格になるんだぞ。それなのに、お前たちは俺たちのつけた価格に文句を言うってことだな』


「価格に文句をつけた覚えはありません。適正価格がいくらかと聞いただけです。言葉の意味を理解してから話すことをお勧めします」


『ホワイトファングを馬鹿にしたな!』


「ホワイトファングではなく、あなたをバカにしているだけです。ですから、しっかりと言葉を理解してしゃべるように忠告しました」


 セバスの痛烈な皮肉がホワイトファングのオペレーターにクリーンヒットだ!


 ってかさ、オペレーターってある程度信頼があったり、ベテランがやる仕事じゃなかったっけ?


 しばらくやり取りが続くと、


『何、声を荒げているんだ?『あっ、船長、今ふざけた船が物資を運んできたから、適正価格で引き取るといったのに、文句をつけてくるんです』はぁ……またか? お前さ、何度言えば上から目線で相手に話をするんだ?』


 ジョゼさんが戻ってきたっぽい?


『いや、俺たちはホワイトファングなんですよ。それ相応の対応ってものがあると思います』


『そんなものはない。お前もホワイトファングの一員だけど、お前はホワイトファングに敬意を払わせているようで、実際は自分へ敬意を払うように強要しているだけなんだよ。治ったかと思って戻してみたが、駄目だったみたいだな。今日限りでお前をホワイトファングから追放する』


 良く分からないが、とても間の悪いタイミングにぶち当たってしまったのではないだろうか?


『いや、すまない。こちらホワイトファング船長ジョゼだ。先ほどのオペレーターが失礼した』


「ジョゼさん、お疲れ様です。ナインです。医療物資を持ってきたので、運び入れたいのですが、いいですか?」


『ナインだったのかい。すまないね、これだけ大所帯になると、問題のある奴も多くてね。矯正をしてはいるんだけど、治らない奴もいて困ってるんだよ』


「気にしないでください。医療物資は運んできましたが、レアメタルは運び出せそうですか?」


『医療物資は助かるよ。レアメタルは、そっちの船分は何とかなりそうだよ。色々調べないといけないことも多くてね、嫌になってしまうさ。っと、愚痴はいけないね。


 各種レアメタルの量と値段を表にしておいたから、そこから必要なものを買い取る形でよろしく頼む。もうちょっと遅かったら、単一のレアメタルで埋められたんだけどな』


 そこからは、セバスがジョゼと何やら交渉して、積むレアメタルをきめてくれた。


 往復で12時間は経っていないので、今の段階で準備できた量を、こちらに卸してくれるって感じみたいだな。


 医療物資の方は、ミッションコントロールへ連絡を入れて、買い取ってもらう形になった。これは、さっきと変わらない感じでの取引だな。


 すこしごたついているためか、港に入港できないので、コロニーや付近の宙域を眺めていると……


「メイ、今向こうに見えた光ってなんだ?」


 画面にチラッと光った光が気になり、メイに聞いてみると、


「あれは、宙賊とホワイトファングの攻撃隊がやりあっている場所みたいです。この宙域から宙賊を消す勢いで、猟犬たちが追い詰めているようです。もう1つの大型船が見えないと思いましたが、あちらで宙賊の索敵をしているみたいです」


 ついでに、宙賊の船も回収して、ニコイチサンコイチで船をでっちあげるんだろうな。そんな船でも需要はあるし、ホワイトファングのメカニックの修理であれば、信頼度も高いからいい値で売れそうだな。


 自分たちの船にも使いたいとか言ってたっけ。


 そういえば、貴族はどうなったんだろうな? 拷問にでもかけられて、持っている情報を全部吐き出させたのかな? 技術が進んでいるこの世界なら、強力な自白剤もあったりするのだろうか?

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。

ブクマや評価をしていただけると幸いです。

これからもよろしくお願いします。

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