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大宇宙時代☆ギャラクシーオンライン☆  作者: AN@RCHY


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049 しつこいわ!

アクセスありがとうございます。

 証拠がある時の軍が動く速度ってエグイな……しかも判断したのがうちのアンドロイド2人だからか、ジャンプドライブのチャージが終わる前に文字通り飛んできたよ。


 それでもすぐに動かせる軍艦が3隻だったようで、3隻で対処しきれなかったら援軍を待つ形で、遅滞戦闘に切り替えるそうだ。


 いざ飛ぼうとすると、聴取があるからゲートを使っての移動を禁止されてしまった。この宙域にいると戦闘に巻き込まれるので、軍艦がベースにしている場所へ向かうように伝えると……


『ベースへ接近することは許可できない。もし待機するのであればゲート付近になるが、それだと交通の邪魔になるためお勧めできない。なので、近くで待機しているように』


 おいおい、民間船に軍艦同士が戦う戦場で待機しろとか、どういうことだよ! メイ、セバス、これが軍としての当たり前の対応か?


「少しズレている気はしますが、ベース……拠点にしているところへは、安全上の観点からみればあまり推奨されませんね。こちらの船が破損でもしていれば別ですが、シールドセルを消費しただけですので」


 事情があってもゲートの近くにいると、交通の邪魔になるので目を付けられる可能性があると言われた。


 なので、この宙域に残るように言われるのは、珍しい事ではないらしい。逃げる準備をして待機しておくのが一番だろうとのことだ。


 たださ、ここにやってきたのがクラス3の軍艦が3隻なんだよな……


 アンノウンの装備を見る限り、性能はあっちの方が上で、軍艦たちの装備は負けてんだけど本当に大丈夫か?


 アンノウンにいきなり狙われても困るので、小惑星に張り付き戦場を見渡せる位置に船を泊めた。エンジンやジェネレーターは止めていないので、緊急発進も問題なくできる状態だ。


 交戦の心配をしているが、おそらくここまで来ないだろうと言っていたので、おそらく考えすぎと言われるだろうが……あっ……


 フラグっぽいものを立ててしまった。


 軍艦へ急遽連絡を入れ、交戦になった場合の離脱許可をもらいたいことを伝える。


 それと同時にエネルギー反応が増大し、アンノウンがジャンプアウトしてきた。しかも単独で……そこまでして俺たちを仕留めたいのか?


 船のサイズは同じでも、アンノウンの方が武装クラスは上、軍の方は武装が下でも3隻で対応できるため、どちらが有利不利というのは無いだろう。


 心配になるのは、シールドの耐久力だな。俺の船は火力だけで言えば、アンノウンよりは低いが、こっちへ来てくれた3隻の軍艦よりは高い。


 あちゃ……また考えちまったよ。もうねフラグを立ててしまったからには、遅いだろうな。


『X-354、軍とギルドの取り決めにより、軍の管理下に入り交戦するように命令する。その船の装備であれば、相手のシールドを撃ち抜けるはずだ。協力してアンノウンの撃破を行う』


「協力承りました。ただ、こちらのシールドの強度に問題がありますので、軍艦を盾にさせてもらいますが問題ありませんね?」


 メイが軍艦のオペレーターだろうか? それに返答をするとすぐに、問題ないと許可が出た。さすがの軍も、クラス4の武装があるとはいえ、貧弱なクラス2の船に無茶はさせないようだな。


 もうちょっと緩いゲームかと思ってたのに、メチャクチャ色んなイベントが起き過ぎだろ! 今回は自分から地雷を踏みに行ったようなもんだけどさ、格上相手の戦闘とかマジでやめてほしいわ。


 俺はアンノウンの射線に入らないように、軍艦の後ろを移動していく。俺たちに期待されているのは、シールドへの負担をかけて可能ならアンノウンにダメージを与えることだ。


 射撃に関してはセバスに任せることにした。メイは俺のサポートで、移動する方向やセバスが砲撃するタイミングの連携を取ってくれる。


 裏をかいて考えれば、導入パッケージで始めていなければ、こんなにトラブルに巻き込まれることは無かっただろう。この船はともかく、2人がいない状況なんてもう考えられないのだが……


 本当に優秀過ぎるので、手放せない人材だよ!


 軍艦の指揮下に入ると、軍艦の移動コースが表示されるので、こちらの操船もしやすいな。艦隊で行動する際にお互いが邪魔にならないようにするため、戦術リンクシステムという物があるようだ。


 言葉の意味が違うような気はするが、お互いの動きを見て連動できるようにするシステムは、誤射や衝突を避けられるので、今の状況では助かるな。


 それにしてもアンノウンは強気だな。サイズ的には同じクラスなのに、3隻を相手にできるほど優秀なのだろうか?


 俺にこだわる必要はないはずなのに、俺の盾にしている軍艦を執拗に狙ってきている。4対1の砲撃戦でありこちらが有利ではあるが、やはりシールドが堅い。


 エネルギーの生成速度もクラス4並みにあるので、4隻で攻撃していてもなかなか突破が難しい。


 おそらくアンノウンに有利な距離で戦闘が行われているため、こちらが有利でも攻め切れないんだよな。


 こっちの3隻は軍艦なので、確実にミサイルを積んでいる。それを使われるとアンノウンは困るので、距離をとっているのだ。


 クラス4相当の武装なので、射程が3隻の軍艦より長い。そのせいで距離を詰めようとしても、砲撃で移動を阻害され、その間に距離を取られてしまっている。


 クラス3の主砲射程範囲内であるが、遠くなれば威力が減衰する。それをクラスが上のシールドで守るとなれば、突破はかなり大変な事である。ミサイルを撃ち込みたくても、近付けていない。


 4対1で有利に攻めているが、不利な状況は変わりが無いという、不思議な戦闘になっている。


 攻め切れないのであればと、逃がさないように遅滞戦闘に移行している。


 俺の船の武装は、減衰がほとんどない状態で、セバスの演算能力をフル活用した砲撃が、的確にアンノウンを捉えている。そのせいもあってか、俺の船が狙われ続けているんだろうな。


 一応クラス4相当のシールドではあるけど、俺の船も軍用のクラス4のシールドがほしいです。乗せられないけど……


「ご主人様、少し無茶な方法ですが、主砲のエネルギーを集束して撃ち出す許可をもらえないでしょうか?」


「無茶というのは?」


「砲身に負担がかかるため、連続で砲撃をできなくなります。使った後はオーバーホールをして、メンテナンスをしないと壊れてしまう可能性が高くなります」


「遅滞戦闘中に必要かと言われると疑問だけど、そう判断するナニカがあるってことだよな? 勝手にやると、軍に文句を言われないか?」


「ご主人様の許可があれば、軍に話を通しすぐに実行できます」


 問題ないってことね。じゃぁ、やっちゃいますかね。メイ、砲撃のタイミングを合わせる時は頼むぞ!


 精密な砲撃をしたいので、移動方向への慣性以外を全部止める必要がある。敵の1発目の砲撃はシールドで耐え、その後反撃で相手の船を撃ち抜くそうだ。


 シールドセルに関しては、余剰に積んでいるのでここで消費しても問題ない。前の時に多めに積んでおいてよかったわ。


 軍艦がお願い通りに射線をあけてくれた。


 すかさず砲撃が飛んでくるが、シールドで完璧に防ぐ。


「シールドエネルギー7割消耗、次は耐えきれません。砲撃の後すぐに軍艦の影に隠れてください」


 メイの忠告を聞きながら、セバスの砲撃を待つ。軍艦からタイミングを合わせた砲撃が行われ、シールドへの負担を強いているところを狙い、セバスの砲撃がアンノウンに向かって放たれた。

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。

ブクマや評価をしていただけると幸いです。

これからもよろしくお願いします。

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