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大宇宙時代☆ギャラクシーオンライン☆  作者: AN@RCHY


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040 ゲームの中なのに!?

アクセスありがとうございます。

 思ったより暇な時間ができてしまったので、いろんな情報を見てみることにした。


 検索エンジンのトップには、色々なニュースが飛び交っているので、眺めているだけでも意外に面白かった。その中で、ムービーがいくつも上がっていたので、3人で観賞する余裕もあった。


 内容は、宇宙船による戦闘の物が多かった。この動画は、プレイヤー同士で戦闘訓練をしているモノで、色々な視点を切り抜いて迫力があるものになっていた。


 他にも解説動画なんていうのもあって、操船技術のためになる情報も多かったな。


 講習でも教わった、滑り撃ちという技術だが、相手の船を中心に円運動を行い、レティクルの中心におさめ続けながら攻撃する方法の解説とか、結構分かりやすくて良かったな。


 自分だけの技術にするんじゃなくて、強い人と戦いたいのか、みんなで技術を進化させているような感じが、俺には新鮮に映った。


 MMOって、自分が一番TUEEEって奴、必ずいるじゃん? そうじゃなくてさ、真っ向から喧嘩を売るようなプレイヤーが多いのが新鮮だった。


 その反面、稼ぎ方のレクチャーは、ほとんどなかった。決まった流れはあるけど、それはギルドで教えてもらえるし、相場が一定じゃないので、タイミングを掴めば、誰でも一攫千金を狙えるチャンスがある。


 だから、動画で解説ではなく、情報をやり取りする掲示板に行って漁った方が、よっぽどためになるのでそういった動画が少ないみたいだな。


 他には、陸戦の仕方、探検する時の注意、掘削する際に気をつけること等々、一通りの情報が集まっているのが新鮮だったな。




「滑り撃ちのコツは、スラスターだけでコース制御するのではなく、滑り撃ちをする前のコースも大切で、スラスターの最大値で行ってはならない……か。最大値で行うと上の幅が無くなり、被弾しやすくなるってさ」


 理屈はなんとなくわかったけど、戦闘しながらそんなことも考えられるものなのだろうか?


 セバスに操船を頼み、メイに協力してもらい滑り撃ちの練習をしてみるが、スラスターの制御がかなり難しかった。


 初めから動く仮想敵を相手にやってた俺がアホなんだけど、止まっている標的でも難しかったわ。でも、スラスターの細かな調整を練習するのは、止まっている方が当たり前にやりやすかったわ。


 とはいえ、滑り撃ちの技術が宙賊討伐に必要か……と聞かれれば、ノーなんだけどね。そこまで近付く前に、逃げるか終わっているかなので、基本的には対人戦……プレイヤー同士の戦闘で必要になる技術だ。


 後は大規模な戦闘でも、乱戦で接近することがあるから、覚えておくべき技術ではあるんだってさ。時間がある時は、練習していこう。


 FPS=First-person shooter……一人称視点のシューティングゲームでは、毎日コツコツと訓練をする必要があるからな。


 昔やっていたオンラインゲームを思い出した。あの時も、1日何時間もゲームをして、カスタムと呼ばれる、プレイヤー主催のマッチングで遊んでいたな。


 画面を通して操作するのと、ダイブして操作するのではまったく感覚が違うが、訓練や練習が物を言う世界だ。ある程度の上限はあるだろうけど、長くやっている人の方が勝率が高くなっている。


 中には一気に成長する人もいるみたいだけど、そんなのは一種の天才と言われるプレイヤーだけだろう。


 本当に強い人たちは、1日に何時間もそのゲームに捧げているわけだし、それでお金を稼いでいるプロの人たちもいるからな。


 ダイバーと呼ばれる、生配信を行いながら色々するコンテンツは今もあるが、このゲームに限って言うと、頻度はかなり少ない。


 ダイブするタイプのゲームだから……というわけではなく、暇な時間が多いので、配信しながらするコンテンツではないからだ。動画による魅せプだったり、解説動画が多かったりするのは、そういうことだ。


 雑談配信をしている人もいるんだけどね。それはごく少数で、元々雑談配信などをメインにしている人が、このゲームにはまってゲームをしながら雑談をする……というのが多いらしい。


 このゲームに限らず、ダイブ式のゲームは、ダイブギアに接続しているリアルのパソコン等をゲーム内で操作できるので、暇潰しには困らないんだよね。


 コンテンツによっては、ダイブ中の時間加速が無くなるモノもあるが、時間の有効活用をしたい人が、ダイブしながら小説を読んだりしているそうだ。


 ゲームの中でゲームをするという不思議なこともできるが、オンラインに接続するタイプのゲームは、全面的に出来ない。オフラインで遊ぶゲームなら、結構な種類を遊ぶことが可能だ。


 小説などは、仕事の通勤や移動時間・休憩時間でも読めるし、やるならオフラインのゲームだろうな。


 1日の訓練ノルマを決めて、それが終わったら移動中は、ゲームで遊んだりするかな。


 このゲームの良いところは、移動中にも訓練ができるという所だろう。ダイブした先の仮想世界で、仮想の敵を相手に訓練するという、言葉にすると意味不明な状況だけど、便利だよな。


 接続しているパソコンのスペックで、ゲームのシステム以外の動作が変わるらしく、一度接続して試してみないとな。


 少しだけダイブアウトして、パソコンを起動してゲームも接続しておく。


 ダイブインをした後は、システムのインフォメーションを頼りに、接続したパソコンとゲームの起動を試みる。


 思っていたより楽でよかった。さすがにモニターに接続するだけ……というわけにはいかなかったけど、設定自体は説明の通りで簡単に行えた。


 起動してみると……6倍に加速している世界だからか、タッチパネルの動きが気になる。それでも、キーボードやコントローラーを使った作業であればあまり気にならなそうだ。


 オフラインゲームの方はどうかな……現行のゲーム機やパソコンで出来るゲームのFPSフレームレートは、100が一般的だ。1秒間に100フレーム、6倍に加速された世界だと、6分の1で16フレームになってしまう。


 そうなると、ゲームがカクカクするのではないだろうか?


 そんな疑問を覚えながら、ゲームを起動してみた。


「おや? ゲームは滑らかだな。どういうことだ?」


 違和感なく遊べたのでどういうことか調べてみたら、ギャラクシーオンラインの中で違うゲームをする時は、時間加速がきれるようになっているんだとか……


 それもそうか、1時間で6時間分も遊べてしまうのは、おかしいってことな。オーケーオーケー、理解したわ。普通に考えれば分かりそうだけど、思い込みって怖いな。


 少し調べてみたら、移動中は時間加速を切っている人もいるらしい。そこらへんは上手く時間を使ってくださいって、公式にも書いてあったわ。


 6倍で動いているので、もし宙賊に襲われた時などは、対応が後手に回ってしまうこともあるので、他のゲームに夢中になり過ぎないでくださいだってさ。


 資料をまとめたり作ったりするには、いい環境かもしれないけど……それをブラックな企業が理解したら、もっと大変なことになりそうだな。

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。

ブクマや評価をしていただけると幸いです。

これからもよろしくお願いします。

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