一章-第三話 たった一人の生存者 Ⅳ
龍火はクラスメート全員をDRに呼んだ
「てなわけで、みんなには今から6人一組のチームを作ってもらうことにしましたぁー(*´꒳`ノノ゛パチパチパチパチ」
唐突にグループを組めと言い出した龍火
「「「はい?」」」
首を傾げ、呆然とする皆
「ちょちょちょ!!え、何!?どうしたの!?
頭でもうった!?」
「いなんでグループを組まねぇといけねぇんだよ」
「これからこの星を探索するからでーす。この星の人類は滅んだといったが、確証がないじゃん?しかも一昨日女性がギニュートに襲われていた
いないと決めつけるより探す方がいいと思っただけだよ
それから頭は正常です」
「それにしても突然過ぎるわ!」
龍火の考えは、メンバーひとかたまりで行動するよりチームに分かれて探索した方が、効率がよいと考えたのだ
それに地球への道のりは決して平坦な道ではない
その為の今のうちに仲間意識を持って貰おうをした
そしてチームが決まった
Aチーム 大和 真人 充 りお 真歩 香美
Bチーム 海斗 昇太郎 敦志 柚井 春香 奈乃
Cチーム 涼介 義史 玲央 蓮 結菜 美咲
Dチーム 颯太 真也 剛史 陽平 琴音 美嘉
Eチーム 光輝 優雅 陽人 司 美月 亜矢 紗希
となった
『龍火隊長はチームに入らないのですか?』
アストの隊長呼びに呆然とする龍火。それを聞いた涼介と大和も硬直した
「ごめんアスト、誰が俺のこと隊長って呼んでたの?」
笑顔でアストに質問した。だがその顔は同時に怖さを感じる笑顔でもあった
『申し訳ございません、言わない約束なので言えません』
「そそそ!そ、そんな事より龍火くんはどのチームに入るの?」
「たい……龍火がチームに居たらすごく安心するよな!」
クラスメートは気を紛らわそうとする
でも龍火は何となく察してしまった
「えぇー?特攻する隊長がチームに入ってもいいのかな?それに俺が団体行動は苦手なの知ってるでしょ?」
この言葉を聞き、全員が『自覚あるなら特攻……やめてぇ……』と思った
チームが決まりリーダーとなる大和、海斗、涼介、颯太、光輝にとある紙を渡した
「なんだ?この紙?」
「書いてある通り、体力測定記録用紙さ」
まずメンバーの基礎体力を知るために、体力測定をしてもらう事にした。最近の学生のほとんどは運動が苦手なのだろう、体力測定と聞き嫌な顔になるメンバー達
「さっさとやってきてねぇー?いつかはやらないといけないんだからさぁー(*´・ω・`)」
「へーい……」
嫌々ながらも、100m走や水泳、ボルダリングなどのサバイバルで必要となる種目をやった
個人差があるものの皆、サバイバル生活をするという事に関して言えばかなり動けるようだ
「よ、ようやく全部終わった……(/´△`\)」
「あ、綾白もこれやったんかね……」
「やってたと思うよ、、?昨日トレーニングルームで動いてたもん……………」
「それで、、、よく平然と立ってられるよな……」
「私達がどれ程無力なのか、、、わかった気がするわ………」
皆龍火の体力の多さに呆れた
「それに彼、今なんか銃……開発してるんでしょ?」
「あいつマジで何者……」
「へーい諸君、進捗どうですか~」
煽るような言い方に少し苛立つメンバー
体力測定用紙を回収するためや量産した銃を渡すために来たらしい
「ホントにこいつ高校生か……普通の高校生は開発とかサバイバルとかしねぇよ………なぁ?」
「知~らない、今のこの環境が俺にとっては楽だからかなぁ?」
彼はサバイバルがしたかったのだろうか?そう思えるような発言だ。それとも何かを開発するのが好きなのだろうか?彼の趣味はメンバー全員は知らない
「さて、この銃の説明するよー」
龍火が開発したクアドライトr-1を一人一つ渡し説明をした
クアドライトr-1は四種の弾を切り替えながら射つことができる銃
一つ目は通常弾
人を気絶させる弾で、殺傷力はほぼない。だが当たりどころが悪いと血が流れる
二つ目は防御弾
着弾点に防御壁を出し最低十人守れるという弾だ。防御壁は10時間以上は出現する(使用時間変更可能)
三つ目はスモーク弾
着弾点に煙を噴射させる。色は赤や青、黄色と多彩な色がある。上に向かって射つと信号弾の役割も果たせる。専用マガジンを使用することで、毒ガスも撃てる(マガジンは作成中)
四つ目はワイヤー弾
射つとワイヤーが出現する。壁に当たればその場所に飛ぶ事や壁を登る事ができる。長さは約500mはある
これらを説明し、龍火はこの前渡した端末機についても説明した
ジレングコナー
通信兼サポート携帯端末機
仲間との通信が出来る端末機
またギニュート襲撃の時に龍火が戦闘機のコックピットに差し込んだのもこの端末機だ。端末機を差し込むことでアストのサポートが得られる
まだまだ改善、強化の余地あり
「てな訳で、これらを常に持ち歩くようにしてちょーだいね」
「近距離戦はどうすればいいの?私は柔道やってないよ?」
「そこんとこは今現在要らなくないかな?」
『車の作製が終了しました。いつでも探索可能です』
「「「はい?」」」
「ん、わかった。ほいじゃ全員内容教えるから聞け」
龍火はギニュート襲撃の際、襲われていた女性を救助することを決めた。探索する場所は森林の方にした




