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一章-第三話 たった一人の生存者 Ⅰ

一方龍火は・・・


「なにここ……」

『武器などの開発室です』

 まだアストと船内を調べていた。皆の気持ちも知らずのんきにも……

『ここではアンドロイド等も作れます』

「へー」

-しかしこの船デカくな~い?……一つ一つ安全確認してると時間がかかるんだけど-

 この船の大きさは

長さ967m、幅615m、高さ603mとなっている

 かなりのデカさだ

船の形は上から見るとAのような形だった。そしてファイルには変形も可能と記されており、変形した方は戦艦として行動するタイプである。

「ねぇーなんでこの船こんなにデカいのぉー……?歩き疲れちゃう……(´Д`)」

『それは約100万人が入れるできるようにと設計された為です』

 移住用と書いてあったが、なぜ移住する必要があったのか?

考えれば考えるほど、この船が必要な理由が気になりもする

「こんなに広くなくてもよくない?……トレーニングルーム」

『ヨガやクライミングが出来る場所、水泳プールもありますのでこれ程の広さは必要かと』

 他にも「トレッドミル」や「アブドミナル」、「ラットプルダウン」など多種多様なトレーニングマシンが配備されていた


「それでぇ……ここが射撃場?資料じゃ350mはあるって書いてる(;´・ω・)ウーン・・・

ホントに無駄な施設多くないかなぁ?」

 いろんな部屋を見ながら更に歩き回ると、戦闘機収納室に着いた

収納室には塗装されてない真っ白な戦闘機があった


「なにこれ…………?」

 全長5~6mほどの小さい戦闘機が一種。全長15m級と30m級の大型の戦闘機が3種類格納されてた

『大型戦闘機と小型戦闘機です。本来小型機600機、大型機三種合計250機配備される予定でしたが、現在は小型機が60機、大型戦闘機が各種2機ずつ、計6機配備されています』

 小型の戦闘機はRX-7やNSXなどのスポーツカーに翼をつけたようなもの。なんか形歪っていうか……変だなぁ(´・ω・`)

大型はF-15やオスプレイ、輸送ヘリに似ているね

大型の方は戦闘機というにはあまり戦闘向きではないように見える

「この戦闘機の名前はあるの?」

『現在、戦闘機に名前はございません』

 そもそもみんな軍人じゃないしなぁ。飛行技術すらないしぃ

だから戦闘機があっても、宝の持ち腐れなんじゃ無いないかなぁ?(´-ω-`)


 しかし戦闘機を使う事を決める出来事が、起ころうとしていた・・・


「この部屋は?……ミシンとかあるから服を作る場所なのかな?」

『はい、そうです』

 たまに返事が淡白だ

他にも、銭湯や個室、医務室もあり全ての安全確認が終わるのに2日掛かった


「へーい、全員いる〜?」

 調べ終えてすぐ、龍火はクラスメイト全員をDRに呼んだ

陽気な感じでみんなに語りかける

「まずは船の安全確認が終了したんでー、あらかた構造の説明するよ」

 クラスメイトはうつむいていた

自分達は楽をしていた事を恥じているのだろう。そんな皆の気持ちも考えずペラペラと構造や戦闘機のことを話す

あらかた伝えるべきことを伝えると

「次に個室を決めたから、その部屋を自分の部屋だと思って使ってね」

「え?部屋?」

「このDRを出て、エレベーターで45階下に行けば個室がある階に着くから。ドアの隣に名前があるから自分の探して

 後、各自の部屋に服と小さな端末機が置いてあるからよろしく(*・ω・)ノ」

 各自に部屋を与えた

だが皆は、色々話が進みすぎていて混乱している

「最後に全員風呂入ってね?(^▽^)」

 彼らはここ一週間、体を洗っていない。そして伝えたいことを伝え、龍火は今度は開発室に向かった

全員呆然と立っていることしかできなかった

「いや、え?どうしたんだ?あいつ……」

 大和が龍火を追い掛けようとすると、すでにその姿はなかった

仕方なく個室の階に行くクラスメイト

部屋には男子は青、女子は赤のTシャツとスマホより一回り小さい携帯端末が置いてあった

「なぁこれなんだろ?」

皆、端末の事が気になってしょうがない。スマホより小型。でもメッセージやLINEのようなグループチャット機能が組み込まれている


 大和は端末を気にしながらも、部屋に置いてあった服を持ち、風呂場に向かうことに

「大和?えっ?風呂場どこかわかるの?」

「マップがあったからそれ見ればいつかたどり着けると思ってる」

 風呂場は大浴場となっていた

戦艦ではなく豪華客船では無いのだろうかと思わせる程の大浴場だ

皆、一週間ぶりの風呂だ

男子組も女子組も皆仲が良い

「やっぱ風呂は良いねぇー(ノ´∀`*)」

「温まるからなぁ、充」

「そりゃあそうだろ真也。まじで気持ちいいわ」


「奈乃ー洗いっこしよー」

「良いよー」

「久々のお風呂ねぇー、しかも個室もすごくキレイだし」

 皆本当に仲が良い。いつの間にか時間も彼への申し訳なさも忘れていた

これでようやく、安心して住める場所ができた

ちなみに龍火は安全確認した後、風呂に入っている

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