表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/6

第21話︰空の上、普通にステージだった件

視界が白く染まる。


次に見えたのは――


床。


「……床?」


俺は立っていた。


空の上に。


リーナはいない。


代わりに、無機質な空間が広がっていた。


『ようこそ』


声が響く。


「ついに来たか」


『管理領域です』


「運営ルームかよ」


---


第22話:NPC扱いされた件


人影が現れる。


いや、人じゃない。


輪郭がぼやけている。


『あなたは想定外の個体です』


「失礼すぎるだろ」


『通常は途中で脱落します』


「100回死んだんだが?」


『想定では3回です』


「設計甘すぎだろ」


---


第23話:ログを見せられた件


空間に映像が流れる。


俺の死亡ログ。


1回目から100回目まで。


「やめろ恥ずかしい」


リーナに見せたくないランキング1位。


『非常に興味深いデータです』


「研究対象か俺は」


---


第24話:魔王も被験体だった件


さらに映像。


魔王。


『彼もまた調整個体です』


「は?」


『強すぎる存在として配置しました』


「敵もバグじゃねえか」


---


第25話:テスト内容が雑すぎる件


『この世界は試験環境です』


「何の?」


『落下適応能力の検証』


「テーマ狭すぎるだろ」


『あなたは満点です』


「嬉しくねえ」


---


第26話:帰還処理が強制だった件


『では最終試験へ移行します』


「いや聞いてない」


足場が消える。


「またそれかよ!」


落下。


リーナの声が遠くで聞こえる。


「戻ってきた!?」


---


第27話:最終試験、魔王戦だった件


着地。


戦場。


魔王が立っている。


「戻ってきたか」


「なんか最終試験らしい」


「ほう」


魔王は笑う。


「ならば全力で行くぞ」


---


第28話:空間操作、完全にチートだった件


戦闘開始。


空間が歪む。


足場が消える。


「また落とす気か」


「その通りだ」


魔王が手を振る。


世界がひっくり返る。


「うお!?」


---


第29話:上空3000m、再びだった件


気づけば空。


青空。


「……あー」


見覚えしかない。


「原点回帰ってやつ?」


下を見る。


地面、遠い。


「はい最終回コース」


---


第30話:全部ここに繋がる件


落下開始。


風。


空気。


重力。


全部、覚えてる。


「100回分」


いや違う。


「ここまで全部だ」


姿勢を整える。


回転を殺す。


加速を乗せる。


魔王が見える。


「待ってろよ」


一直線。


「これで終わりだ」


――次回、最終話。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ