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王族の事情

 村長の家から帰って来て即効で家の掃除をした。

「まさか王女様を預かるとはなぁ・・・・・・」

 ただの村人として大人しく生活していこう、と思っていたのにいきなり出鼻を挫かれた。

「事情が事情だから仕方がないんだろうけど・・・・・・、王族も大変だよな」

 王女様がこの村に来る理由、ズバリ『跡継ぎ争い』だ。

 現在の国王には5人の王子、3人の王女がいるんだが王妃様との子供は1人だけで、他の子供は側妃との子供らしい。

 そういう事情もあって兄弟姉妹の仲はあまり良くは無い。

 で、口外はされてないが、つい最近国王が倒れたらしい。

 しかも、側妃との『行為』中にだ。

 無理すんなよ、国王・・・・・・。

 それで城内は今、5人の王子の誰を次期国王にするか揉めているそうだ。

 また3人の王女もそれぞれ兄弟に付いているらしいのだがそれに頭を痛めているのが王妃様。

 王妃様的には仲良くして貰いたいのだが上手くはいかない。

 そこで、末っ子である第3王女だけでも醜い争いに巻き込まない様に今回の措置らしい。

 確かに家族同士が争う姿は見たくないよなぁ。

「第3王女てまだ10歳なのか・・・・・・」

 王族なんて滅多に関わる事なんて無いからな。

 失礼が無い様に気を付けよう。

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