前途多難
最初の病気から今日まで約20年間その間に日本の医療費は40兆円に到達してしまった!
毎年約1兆円ずつ増えてきた医療費!
発展途上国の国家予算を医療費だけで遥かに上回る医療大国になってしまった!
日本人の死因第1位の「悪性新生物」
いわゆるがんのことだが、この20年の 間に2倍以上に増加した。
そして生活習慣病の代名詞ともいうべき「糖尿 病」も、1.8倍に膨ら んでいる。
脳卒中、心筋梗塞、腎不全などの病気につなが る、「高血圧性疾患」(いわゆる高血圧です) においても、約1.5倍増となっていて日本社会が求める「健康長 寿」の最大の阻害要因となっている!
これらの病気は、税金から莫大な予算(年間40兆円)を 医療費に注ぎ込んでいるにも関わらず、増え続けている!
テレビ やメディアを通して身体に良いとされる商材が 市場に出回っているにも関わらず病人が増え 続けている!という事実!
もう日本人は気づく時が来たのかもしれない!!
医療に依存したら医療費が増えて行くことを!
増え続けている医療費のお陰で国が破綻しそうになっていることを!
二人の女性と女の子がトレーニングに来るようになって男には何かとカルチャーショックを受けることが多かった!
50代の女性の名前は古田さん
10代の女の子の名前は唯ちゃん
とにかくこの二人は体が壊れていた!
柔軟性のバランスがあまりにも崩れていたがその事を説明しても今まで病院や治療院で言われてきたことを延々と繰り返し言うだけでこちらの言うことは聞いてはくれなかった!
最後の手段!いつもこれだけはしたくないが、やはりやらないといけない時がやって来る!
二人に今までの男の人生を語った!
そして二人に同じことを言った!
「あなたが病院や治療院で言われたことは、あなたのことを言ったんではないんですよ!
今まで見てきた患者のことを言ってるんですよ!
過去の患者に起きた出来事があなたにも起こるかはわからないんですよ!
というより必ず違う結果が起きます!
それは俺と出会ったから !
病院や治療院の言うことは聞かず自力で動かない体を動 くようにしてきた俺が全てを教えるから!!」
今言えることを言いきった男に対して二人とも少し顔の表情が変わった!
でも!という言葉が何度も繰り返されたが男は全てを笑顔で「大丈夫だから!」と返した!
そして出す言葉を変えて行くトレーニングも始めた!
言いたくなくても気分がのらなくても朝起きたとき練習に行く前に「絶好調」という単語を100回言おう!
そして寝る前に「ツイてる」という単語を100言おう!
これで脳の潜在意識を上書き修正してメンタルを強化していく!
こうして言葉だけても前向きに進み出すとやはり試験がやって来る!
夜遅くに唯ちゃんの母親から電話がなった!
腰が急に痛くなったからどうしたらいいですか!?という内容だった!
原因はすぐにわかった!
寝不足とオーバーワーク!
進学クラスの唯ちゃんは勉強の課題で夜中まで机に向かい朝も5時に起きて机に向かい、いつ寝ているの!という環境の中でスポーツも勉強の両立をやらされていた!
すぐ行きます!と言って電話を切り唯ちゃんの家に直行した!
家に行くと痛みと不安で泣いている唯ちゃんがいた!
「大丈夫だから」と言い信頼のある整骨院の先生に症状と対処法を聞いて応急措置をして明日その整骨院に行くように促した!
人の体は自然治癒力で治す能力があるがここまで追い込まれ、病院知識の方が上まっている現状では治療院を紹介した方が安心すると思った!!
そして母親から言われた!
「なぜトレーニングもやっているのに陸上の成績が上がらずに体が痛んだりするんですか!?」
男
「、、、、オーバーワークです!
まだ唯ちゃんにはこれだけの勉強、練習、トレーニングをこなせるだけの能力と体力ができていないだけです!」
母親
「人間死に物狂いでやったら出来るはずです!この子はまだ甘いんです!」
男は心で「唯ちゃんも大変な家に生まれたなぁ!」と思いながらこの先のトレーニングを模索していた!
唯ちゃんに腰が治ったらまた、トレーニングがんばろう!と言ったが返事はなかった!!
変える際に母親はまた同じことを言った!
「この子の体と栄養面は私が見ますから先生は壊れてもいいから鍛え上げてください!」
男は一言
「了解です!」
帰りの車の中で起きている現状と言っていることのギャップに困惑しながらも、この出来事や人との縁も後々に良かったな~と言える日が来るはずであると無理矢理前向きに心を納めた!
唯ちゃんは前向きに絶好調と言い出したのに体が壊れていく現状を乗り越えられるだろうか!
ひとつだけ言えることは唯ちゃんがギブアップしなければ男はずーっとサポートし続ける!
古田さんにも試験はやって来た!!
古田さんから一本の電話が鳴った!
膝に水が溜まったので一時トレーニングに行けません!
治療は水を抜いたり膝に良い注射を射ったりして従来通り痛い患部をアプローチする!
男も何度も膝に水が溜まった経験がある!
それを見事に病院に行かずに克服した!
しかしやはり病院には勝てなかった!
男は早く回復してトレーニングがんばりましょう!と言うだけしか出来なかった!!
唯ちゃんと古田さんが故障で来れない間に、また50代の女性がパーソナルトレーニングをしたいとやって来た!!
以前に地域の健康教室でストレッチを指導したときの会員さんだった!
この方は運動はなにもやっていないが健康な体にしたいのとダイエットが目的だった!
体は硬く腰と膝が慢性的に悪かった!
まさに今の整形外科的な生活習慣病である!
そして一番体に悪い影響を与えていたのが姑や家族や仕事場への不平不満だった!
何度もリピート再生のように姑、家族、仕事場と順番に愚痴を言い続けた!
何回目かのトレーニングで男の話をしたことは言うまでもない!
この女性には現代の生活習慣病の中でも最大のお知らせがやって来る!!
こうして三人のパーソナルトレーニングが前途多難で始まった!
難が無い人生を無難な人生と言う!
難が有る人生を有り難い人生と言う!
この三人の元気になった笑顔を思い浮かべ前途多難に笑顔で立ち向かう男であった!
つづく!




