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明暗

物質は1000回輪廻天性するという!


この地球が最初に受け入れたものは鉱物!


隕石や宇宙の塵や様々なものを引寄せ成形してきた!


鉱物の時代を1000回繰返し衝突や気象変化の中で水や植物が産まれた!


水や植物の時代を1000回繰返し深海で動く生命が誕生した!


動く生命は細胞の輪廻天性!魂の輪廻天性を繰返し陸に上がり本能で生きる生命体から知的に生きる生命体へと何度も何度も輪廻天性を繰返し現在に至る!


この繰返しを途切れることなく現在の自分までたどり着いたことは、とんでもない奇跡である!


長女のお腹に新たな光が宿った!


この光は家族で幸せに育てよう!


だが現実は数日後、長女のお相手がやっぱり一緒に育てたいと言ってきた!


大学を辞めて仕事をして育てたいと!


娘は男が言っていた通り許した!


両方とも大学も専門学校も辞めた!


そんな状態で円満にすぐ一緒に暮らせるわけでもなく相手の男が生活できる準備が出来たら迎えに来るという条件でそれまではお互いで生活することになった!


相手の男が挨拶に来たとき男は言った!


「迎えに来るまでしっかり育てとくから安心して働いてなさい!それから無理はしないように初めの順番が違うけど焦らずにやっていけばいいから!」


男は思い出していた!


同棲を始めたはいいが生活するのがやっとで無理をし過ぎた!


その結果病気になった!


必ずその人間の力量を越えるとお知らせがやって来る!


その経験から相手の男にも無理なことを言う気にはなれなかった!


それから数ヵ月後、光輝く玉のような赤ちゃんがこの世に降臨した!


孫というものはスゴい存在である!


ほんとに愛そのもの!


無償の愛というものを実感させてくれた!


娘たちに自分たちの頃と接し方が違うとよく怒られたが平に謝った!


そんな可愛い天使はあっという間に一歳になろうとしていた!


娘の旦那で孫の父親である男は最初はマメに来ていたがだんだん来る回数が減っていき変な雰囲気になってきていた!


男もその雰囲気は察していた!


そして何が起きても前向きに改善する覚悟だけはしておいた!


孫が一歳になる頃、男は娘に言っておいた事があった!


「いつでも相手方に挨拶に行くから言いなさい」と!


それから数週間後、娘から報告があった!!


「挨拶に行くから着いてきて」



「了解」



「別れるから!」



「、、、、、行くのは俺とあなた二人!?」



「お母さんは感情的になるからお父さんに行ってもらいなさい!だって」



「了解」心でそれは正解だな!と思った!


男は何も聞かなかったが娘は別れる理由を相手が何もしてくれなかったと、お金のこと!住むところ!愛情!何もかも信じられなくなったことを男に告げた!


不安定な収入と家を顧みない生活の男は少し耳が痛かった!


取り敢えず、挨拶というより話し合いの日が正確に決まったら教えてくれと娘に言った!

いろんな思いが脳裏を駆け巡ったが最後は娘の人生は娘が切り開いて行くだろう!と思い起きている現状を受け入れた!


そしてその日がやって来た!


行きの道中は、久しぶりに親子水入らずで話がはずんだ!

男の変わった人生観に娘がダメ出しをいれるという和気あいあいな会話のまま相手方の家が近づいてきた!


到着する前に男は娘に言った!


「ことがことだけに神妙にしとこうな!!」


娘は苦笑いしながらうなずいた!


相手方の家のピンポンを鳴らすと母親が出てきた!


リビングの方へ行くと父親がテーブルのところに腰掛け待っていた!


娘からの情報で父親が入院していると聞いていた!


その父親の姿を見て男は胸が重くなった!


父親は痩せこけて見るからに病状が悪いのはわかった!


軽く挨拶を交わして本題に入った!


双方の話を聞いて事の本質はわかった!


相手方にも言い分があり、嫁が来ていれば感情的になり話がこじれる可能性は確かにあった!



男は言った!


「娘の言っていること、そちらの息子さんが言っていること、どちらが本当かはわかりませんが、どちらも我が子を信じたいと思います!ただわかっていることは両方とももう無理だということですね!」


相手の父親が言った!


「子どもたちだけに任せっぱなしにせずに親がもうちょっと関与した方がよかったのかもしれないですね!」



「その通りだと思います。」


娘たちはもう無理かもしれないが祖父母が孫が可愛い気持ちは一緒!


孫の写メや最近の成長を話してその場を和やかな雰囲気にする努力をした!


そして話は定期的に祖父母に孫の写メなどを送るという取り決めくらいで何ももめずに終わった!!


心に重たいものを感じたまま帰りの道中に娘に言った!


「ママ(嫁)はスゴいよな!高校卒業してすぐ右も左もわからない何も知らない土地に来て俺と暮らしあなたたちを産んで俺の病気にも付き合い、いろんなことがあったけど逃げ出さず病まず一緒に居てくれる!」


娘は黙ったままだったが男は続けた!


「あなたはいろんなことを言っていたけど、ほんとは、あなたも相手も一緒に暮らせる自信がなかっただけやろ!

両方とも一緒に暮らせない理由を相手のせいにしていただけやん!」


娘は小さくうなずいた!


「俺も甘いところはたくさんあったから、あなたたちにあまり言えないけど、次に人を好きになったら今回よりは少し進歩しような!」


男はいつも選手たちに言う話をした!


「ある漫画の本に人生で何度かのピンチがやって来るが、どんなピンチの時でも必ずそのピンチと同等のチャンスがある!今のこのピンチの中でチャンスを探すんだ!と書いていたこの漫画の本にスゴい共感を得たんよね!」


すると娘から男には計り知れない驚愕の返事が返ってきた!


「漫画の話やん!でも私まだピンチって感じたことないんよね!」



「あなた今日のこれはピンチやないんや!」


娘は言い返した!


「お父さんだって神妙にしとこうな!とか言っときながらずーっと笑顔やったやん!」



「そんなはずはないと思うけど、、、、無意識にあまりにも暗い相手方の雰囲気に同調しないようにしてたかもな~。」



男の説教にもならない人生のアドバイスは終わった!


確かに以前も神妙にしないといけない場面で帰ってくださいと言われたことがあるが、あの時は何故帰らされたのかが、わからなかったが今日みたいな雰囲気を出していたんだと府に落ちた!



その後は行きの道中と一緒の雰囲気に戻った!


男は思った!


遺伝というものは細胞の遺伝と記憶の遺伝がある!


娘たちは記憶の中でガンくらいで人は死なないと思っている!


脊髄をかなり手術で損傷しても人はまた動くようになると思っている!

目の前に大変なことが起きても大したことがないように思っている!


男が必死に改善クリアしてきたものを簡単にクリアしていく!!


やはりハイブリットな脳と魂は素晴らしく進化している!


家に帰りつくと今日は二人とも良く顔晴れたな!と娘に労いの言葉をかけた!


玄関を開けると笑顔でヨチヨチ歩きで迎えてくれる孫の姿があった!


この光輝く魂に感謝した!


そして相手の祖父母にも幸せになってください!と思うのと暗く神妙な場面では気を付けようと思う男であった!



つづく!














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