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命という光

命というものはほんとに奇跡の連続でこの世に出てくる!!


一回の行為で1億から4億の命が旅にでる!


壮絶な子孫繁栄の旅に打ち勝った命!


そのうちの一つの命が相方の命と繋がりこの世に出てくるための命が宿る!


この話は命のお話!


男がトレーニングコーチの仕事を始めた頃、毎日、資金繰り!企画の作成!トレーニングプログラム!と朝から夜中まで仕事づけで過ごしていた!


そんな家庭を犠牲にして家を顧みない日々を送っているとお知らせがやって来る!!


ある日嫁から「話があるんやけど!」と電話があった!


男は「電話じゃダメなん?」と聞くと!

嫁は「電話じゃダメです」と!

「大事ですか?」と聞くと!


嫁は「ちょっと大事!」


そして夜事務所に来ることに!


夜までいろいろ想像しながら、その時が来た!


嫁とその後ろに顔色の悪い長女のがやって来た!


この時の男の率直な感想は、まだ高校だった次女じゃなくてよかった!


嫁から自分で言いなさいと言われてボソボソと赤ちゃんが出来た!と報告をされた!


男は素直に「お前彼氏おったんか?」と言ってしまった!


娘たちに彼氏がいることも知らないくらい家を顧みなかった!


そしてどうするのか聞いた!


娘は産むと言った!


彼氏はどう言っているのかと聞いた!


彼氏はおろしてくれと言ってると言った!


考えられないと嫁と二人でスゴい凹みようだった!


彼氏が親にも伝えてないことに嫁はかなり腹を立てていた。娘が可哀想だと!!


ここからは、世間一般常識とは離れるのかもしれない!


男は暗い顔をして事務所に入ってきた二人を見てどんなことが起きていようとこの波動では良い方向には進まない!と思った!


娘に言った!


「このお腹の赤ちゃんの幸せを考えるなら今は彼氏のことは置いときなさい、産む決心でいるのなら赤ちゃんの幸せだけ考えてあげないと赤ちゃんに影響するから憎しみや暗い考えはやめよう!」


嫁にもかなり勇気を出して言った!!


「娘は可哀想じゃないよ!一人でも産むって言っている命を大事にするこの子は強い子だし尊敬できる娘です!!回りが可哀想にしてしまうと本当に可哀想になってしまうと思うんよね!」と言った!


嫁さんが言ってること思っていることが正論だと思った!


が!娘が産むと決心した以上みんなでこの出来事を良い方向へ進めないといけないと思った!


納得は出来なかったと思うが嫁もそれ以上は何も言わなかった!


さすがに良く出来た嫁に尊敬した!


そして娘に言った!


「この先彼氏がやっぱり一緒に育てると言ったとき一度は許してあげる気持ちは持っときなさい」


最後に言った!


「あなたが短大辞めようが赤ちゃん出来ちゃったと言おうが全て想定内!!そのくらいじゃ全く問題ないと!安心して赤ちゃん育てなさい!」と言った!


家のこと仕事のこといろんなことを考えるとそんなことを言える状態ではなかったがやっぱり子は親の背中を見て育つ!


昔、嫁とかけおちをして同棲し始めた頃、誰一人賛成してはくれなかった!


当たり前のことだがその反骨精神で裸電球と段ボールのテーブルにボロアパートからがんばってここまでやって来た!!


順番を間違えるのは親ゆずりだが一人でも味方がいると思えば娘も気が楽だろうと思った!


男は言った!!


「この子はみんなで育てよう!あなた一人でがんばらなくていいから、みんなで幸せな子供に育てよう!」


娘は緊張がとけたのか小さい頃以来久しぶりに男の胸で涙を流した!


男は一つ腑に落ちなかった!


娘に聞いた!


「赤ちゃんが出来たのは大変なことかもしれないけど、そこまで暗く落ち込んで来なくてもいいやろ!」


娘は高校の頃の話を持ち出した!


高校二年生の頃の夏!娘が旅行に行っていいかと言ってきた!


男は何人で!と気軽にかえした!


娘は二人だと答えた!


男はちょっと間をおいて「彼氏じゃないよな!」と言った!!


娘は「なんでダメなん?」



「ダメなん?って未成年者同士で旅行にって!それも彼氏と!っていいよ!って言えんやろ!」


娘はその後もなんでなんでの一点張りで男も常識的にうんとは言えないと言えるだけだった!


その次の朝、嫁から娘がずーっと泣いていたよ!と告げられた!


男は嫁に

「行かせてもいいのか!」と聞いた!


嫁は一言

「わからんけど!」


男は自分が高校の頃を思い出していた!


学校もろくに行かず、家出とまでは行かなくても家にいるのか友達の家で寝泊まりしているのかもわからないほど、いつもぷらぷらしていた!


娘たちは不良でなければ滅多に他所に迷惑をかけるわけでもなく普通の女子高生!


ちょっと回りより経験が早いだけ!


自分の経験よりよっぽど増しだと思ったとき娘を呼んだ!


娘に


「何かあったら責任はとってやるから行っておいで!行くからには楽しんでな!」


娘はそんなに表情は変えず「ありがとう」と一言言って自分の部屋にもどった!


この時に反対された記憶が娘には大きく残っていて今回も反対されると思ったらしい!!


男からすると一日迷っても最後は許したからいいだろうと思っていたが、やっぱり人の気持ちはそれぞれ!


それから数ヵ月後4250の大物、赤ちゃんんがこの世に生まれでた!


男の家を選んで産まれて来てくれてありがとう!と心から思った!


我が家に命という小さな光が舞い降りた!


男は明るくプラス思考と言っても嫁との関係はなかなか修復が難しかった!


病気から十数年間、愚痴や泣き言を聞かせ2度目の病気の時に誤解から不信感がわき、病気から立ち直ったかと思えば仕事を辞めて経済的に不安定なことをしている!


こんな男から逃げ出さないだけでも感謝なのだが孫が産まれて嫁の顔に笑顔が戻った!


最初はできちゃった!というピンチから始まったが笑顔と笑顔になれるように努力したお陰で笑顔がたくさんになる結果で事が進んだ!


孫が産まれたことでますますがんばらないといけない状況になった男であったが可愛い過ぎる孫を目にいれても痛くないと言うが目に入れてしまう男であった!


つづく!

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